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ブログ : 2017年9月

寝具、硬すぎも柔らかすぎも腰痛の元です。


腰痛をひき起こす原因の一つに寝具の硬さの問題があります。
じつに様々な寝具が販売されていて何を選べばいいのか試してみますが今一つしっくりくるものに出会えてはいないことが多いようです。

(※人間の体の不具合には様々な原因が考えられますので、以下の内容はすべての方の結果をお約束するものではありません。)
 
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この場合の考え方としては、背骨のS字カーブがヒントになります。
人体には立位で、前後のS字カーブがあります。

このS字カーブのままで寝られれば身体が痛くなることはありません。
つまり寝具が硬すぎて、寝た時にS字カーブがつぶれていたり、柔らかすぎてS字カーブが強くなると痛みが出ます。
寝具が柔らかいとお尻の部分の重みで沈み込みます。
 
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腰回りは骨盤、仙骨、腰椎、大腿骨と大きな骨が集中していて骨の比率が大きな部分です。
更に消化器官が詰まっている下腹部は、肺という空気袋のある上半身に比べて重くなっています。

つまり寝た姿勢の腰回りは他の部分に比べて重いために沈み込みが強くなります。
この重みを支えるだけの芯のない寝具では体重に負けてしまうのです。

これは立位では腰が引けた状態になりますが、骨盤は後傾をして腰椎の湾曲が強くなり腰痛が強くなった状態です。
 
 
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一方硬すぎる寝具は、脊柱のS字カーブ(生理的湾曲)を許さないために体重により脊柱が湾曲できなくなり無理な形を強いられるために痛みが起きます。
骨盤部分も仙骨の存在のために後傾を余儀なくされ痛みを起こします。

腰痛を起こしている骨盤は仙骨が後方へ出てきまが、その部分を寝具が吸収しない硬い寝具では骨盤自体が後傾することになります。
その結果脊柱の本来の湾曲が失われることになり腰痛を起こします。

ではどんな寝具を選べばいいのでしょうか。
 
 
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体重や骨格の可動域など個人差にもよりますが、体重を支える芯のある層の上に脊柱の湾曲を吸収する柔らかな層がある程度のストロークである2層構造であれば腰痛にはなりにくいものと思います。

もう少し付け加えるならば、体重はそう簡単には変えられるものではありませんが、関節の可動性を良くしてやれば寝具の多少の硬すぎ・柔らかすぎを補ってくれます。
同じ寝具を使っても、人により痛みの感じ方に差があるのはこのためです。

更に関節の可動性の向上は骨格矯正によって得られます。
 

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