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ブログ : 2018年11月

本当は怖いリクライニングシート

(※人間の体の不具合には様々な原因が考えられますので、以下の内容はすべての方の結果をお約束するものではありません。)

毎日当たり前のように使っている椅子ですが、その座り方のお話です。
生物の発生は原始生物から始まって脊椎ができ、やがて四肢が発生して四足歩行をするようになったといわれています。

リクライニング.jpg
   (落とし穴が潜んでいます)

この時点までは体幹は地面と平行になっていました。
地球の重力によって体幹は下方向へ引っ張られますので脊柱には引っ張り合う力がかかっています。

体幹の筋肉は引っ張る力に対抗するようについていて、この構造は今でも変わっていません。
つまり体の構造は四足歩行用に進化してきたものです。

しかし二足歩行を始めた瞬間から本来の使われ方と全く違う状況になりました。
すべての体重が脊柱・骨盤・両下肢にかかることになり、それまで4か所で分散していた荷重とは比較にならないくらいの負担になりました。

体幹には常に上下の荷重がありS字カーブを作ることで適応してきました。
推進力を生み出す必要がなくなった体幹の筋肉群はほとんど使われなくなったため貧弱なまでに減少しています。
他の四足歩行の動物と比べてもその差は明らかです。

そのために一度骨格の歪みができると自力で修正することは難しくなりました。

座るという動作は直立二足歩行の延長線にある動作で、特に骨盤・仙骨に大変な負担をかけています。
立っているときの1.4倍とも言われていて、座り方が悪ければさらにその危険度は飛躍的に増大します。
浅く腰かけて骨盤を後ろに倒した座り方を大部分の方がしています。

さらに公共交通機関や身の回りにある大部分の椅子はこの骨盤後傾に誘導する形状になっていて、座るだけで骨格は歪み始めます。
ここまでで椅子に座るということがいかに体に悪いかがお判りいただけたかと思います。

さて、ここまでは前置きでいよいよこれからが今回のテーマです。

立っているときのままの姿勢で座るのがせめてもの理想なのです。
体重は脊柱が受け止めて骨盤は前傾を保つことが重要なのです。

リクライニングを倒すとそれらの努力はすべて無駄になり、骨盤が後傾して脊柱のS字カーブは消滅し本来の機能を発揮できなくなった骨格は歪むことになります。
一般的にはリラックスしたほうが疲れないとお考えでしょうが、疲れと腰痛は全くの別物です。

疲れたから痛くなっいるわけではありません。

リラックス.jpg

骨格の歪みが痛みの原因です。
背もたれに頼らずに自分の背骨で体重を支えましょう。

ただ既に骨盤が後方に歪んで正しい姿勢になれない時があります。
その場合は骨格矯正をした後に正しい座り方をしてください。

あくび.jpg
   (気持ちはいいのですが)
リクライニングシートは腰痛への落とし穴です。

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