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ブログ : 2019年12月

開業6年目にして今思うこと


平成11年に脱サラをしてこの業界に足を踏み入れました。
まったくそれまでとは違う業態に身を置くことにやはりためらいはありました。
果たして自分に務まるのかの不安は一番大きかったように思います。
しかし私の体のメンテナンスをしてもらっていた整体院への弟子入りですので技術内容には間違いがないことはわかっていて、それまでに経験した中では異次元の存在であることは間違いがありませんでした。
当初、資格取得から開業までサポートするとの説明を受けていたのですが、それが守られることがなかったのが最大の誤算でした。基本的な部分だけを教わった時点で研修を行うことがなくなり、結果的にはすべてを見て盗んで覚えることになりました。
しかし今になって思えばそのせいで開業までに14年の時間をかけることになりましたが、誰もあてにはできない状態で自分で答えを見つけ出す精神が養われたのかもしれません。
もし教えるつもりがあるのならもっと違うやり方があることは確かなのですが。


               (PexelsによるPixabayからの画像)

今は一切の交流を断っているので元師匠としておきますが、偉大な反面教師として非常にありがたい存在になっています。
社会人として、接客業としては絶対にやってはいけないことを目の前でやって見せてくれて、そのせいで経営が行き詰まりやがて破綻をしてゆく有様を身をもって見せてくれたのです。
普通の師匠では絶対に見せてはくれない戒めの数々を、今となっては感謝するばかりです。
健康にかかわる専門家でありながら自らの健康管理ができなかった、人を騙すことにためらいがない、金銭にだらしがない等々あまりにも多すぎる人間でした。
完全な人間はいないものですが、不完全の塊も困ったもので、同じ轍を踏まないように気を引き締める毎日です。



年末年始の営業のお知らせ


       (Gerd AltmannによるPixabayからの画像】

今年もあとわずかとなってきました。
いろいろとお世話になりました。
来年もよろしくお願いいたします。
年末年始の営業のお知らせです
年内は30日まで営業
31日~1月3日 お休み
4日から通常営業
とさせていただきます。
年内は混雑が予想されますのでお早めにご予約をお願いいたします。



 


産後の骨盤がぐらぐらする


たまに見かける症例です。産後の骨盤矯正のご相談で一番多いのは腰痛ですがそれに比べると少ないようです。
階段の昇り降りや大股で歩くときに骨盤がぐらぐらして気持ちが悪いという方がいます。
分娩が近づくとプロゲステロンとHCGというホルモンを分泌して全身の靭帯に水分を送り込み柔軟にして骨盤が開くのを助けます。
(ブランディーヌ カレージェルマン著 女性の骨盤 メデイカルプレス刊)参照


   (BrahmseeによるPixabayからの画像 )

しかしこの時に、以前から腰痛があって左右どちらかの骨盤の動きが制限されていることがあります。
そうすると左右の骨盤の可動性に差ができて不安定なグラグラする感じになるようです。
この場合可動性が低下したほうの骨盤を矯正することで解決します。
一般的に言われているように何が何でも産後の骨盤矯正という特殊な施術が必要というわけではなく、
それまでの腰痛が分娩で悪化した場合の手入れと育児による腰痛の手入れを兼ねていれば十分のように思います。



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