HOME > ブログ > アーカイブ > 2021年4月

ブログ : 2021年4月

感染症対策(第五弾・2021/4/26)

新型コロナウイルスの第四波は変異株にとって代わって増加を始めています。
いくつかの種類があるようで、感染力が強いもの・毒性が強いもの・両方がともに強いもの・ワクチンが効かないもの、二重に変異をしているものがありさらに新たに変異を繰り返しているようです。肝心のワクチンの普及もなかなか進まないようで更なる対策の強化が求められているようです。
とはいっても感染症の専門家ではありませんので一般のレベルでできることを行っていて、感染しないための対策になります。感染力が強いということはウイルス量が多く体内での増殖が格段に速くなっているようです。ウイルスが取り付いてから二週間で発症と言われていましたが変異株は約4日程度で発症するようです。この場合飛沫感染を防止するための対策として、室内空気の攪拌と換気を行っています。
お客様を施術するベッドは室内の中央にありますが、その左側を通過するようにエアコンの風を調整して扇風機をその反対側において空気を時計回りに巡廻させることでウイルスが排出された時でも攪拌・希釈され感染リスクを下げます。
さらにCo2モニターを参考に常時換気を行っています。

Sebastian ThöneによるPixabayからの画像 )
 
次に施術終了後には使用したベッドとスリッパの消毒とうがい・手洗いを実施し ています。また施術間隔が密にならないように間隔をあけて予約を取るようにしています。
すぐにうがいができるように塩水を作ってあり施術の合間のわずかな時間にでも対応できるように準備しています。
常時換気とプラズマクラスターの空気清浄機とクレベリンの空間除菌で対策をとっています。マスクは高密度静電フィルター採用の高機能マスクを使用しています。
以前は医療用マスクのN95に性能が近いと言われる市販品のJN95を使っていて、これは生地がしっかりしていて安心なのです。しかしこれから夏に向けて非常に暑いし、施術をしていても酸欠になってくるもので、生地の薄い高性能のマスクを調達しました。この私の暑さと酸欠の対策は深刻で、昨年も苦労しましたが、今年は室内の温度を23℃まで下げる方針です。また施術の間隔も多めにとるようにしてクールダウンをしながらの施術を行い、一日の施術件数も制限しますので20:20で営業を終了します。
薄着でご来店の方には寒すぎるかもしれませんがタオルをおかけするなどで対応したいと思います。
また施術中には必要最小限の会話にとどめ、無駄な飛沫を排出しないことも心がけますので、不愛想と思わないでください。
超が付くほどの濃厚接触の業種ですので、もしかすると変異ウイルスの菌の排出が活発な方が来たらひとたまりもないのかもしれませんが、上記のような対策を行い万全を尽くしたいと思います。
 

 


今日は皆さんに嬉しいご報告があります

昨年9月にご来店いただいたKさん、妊娠5か月でおしりの痛みを発症されていて腰や仙骨・足の付け根付近の痛みのため歩く・しゃがむ・寝返りを打つなどの動作に支障をきたしていました。
基本的に妊娠中はうつ伏せになれないために強い施術ができず、骨盤もあまり大きく動かせないので症状を和らげる程度の施術で了解をいただいています。
しかしこのような重症の場合、満足な生活ができないうえに骨盤の歪みが原因で難産になる恐れがあります。
そこで出産を無事に乗り切るために、通常行っている妊娠中の施術を再度見直しを行い、安全で効果の高い施術を取り入れました。
ほどなくKさんは日常の生活が普通に送れるようになりました。



Madlen DeutschenbaurによるPixabayからの画像 )
その後も定期的に経過観察を行い再発がないようにしたのですが、予定日の一か月前で骨盤に手を加えることを停止しました。それは分娩の時の骨盤の動作を邪魔しないように考慮したためです。あくまでも自然に任せられるように準備を進める計画を立て、仙腸関節の可動域を広げていきました。

4月22日、産後の一か月検診を終えて産後の骨盤矯正にご来店になり、元気なお嬢さんも目にすることができました。そして気になっていた分娩も7時間ほどで済み比較的順調だったそうで、私としては方針に間違いがなかったと安堵しました。
二つの意味で嬉しいお話です。




人類は腰痛と引き換えに二足歩行を選んだ

驚きヘッダー.png

シリーズ「腰痛原因」

腰の違和感をひき起こす最大の原因は何といっても二足歩行につきます。両手を自由に使えるようになり、目線が高くな
りより広い範囲が見えるようになったのですが、代わりに腰痛の宿命を背負うことになりました。

(※人間の体の不具合には様々な原因が考えられますので、以下の内容はすべての方の結果をお約束するものではありません。


走る.jpgのサムネイル画像
それに加えて様々な身体の使い方をすることで、そのズレに拍車をかけることになります。

このコーナーはまさにその部分の説明をさせていただく事になります。
長年にわたり骨格と向き合ってきた視点から、予防法をお伝えできたらと思います。

施術に際してお願いしている事

当店ではいくつかのことをお客様にお願いしていますが、そのうちの一つに身体の力を抜いてくださいというのがあります。
関節の形が悪くなるとその関節は可動域が減少して違和感を伴うことがあります。
この可動域を広げるのが骨格矯正の目的なのです。
実際に対象の部位を動かしてみて、骨格の問題なのか筋肉の問題なのかそれともほかに阻害する要因があるのかを突き止め、可動域の制限を解消してゆきます。
ですからその関節がどこまで動くのかを正確に知ることが大切なのです。
ところがまれにではありますが体に力が入ってしまい正確な可動域が調べられない場合があります。それまでは何一つ問題はなく自然に動いているのですが、いざ身体を動かす時になると力んでしまうのです。ただ身体を動かすだけなので痛いわけではありません。


 (Scott WebbによるPixabayからの画像 )

「力を抜いてください」などと余計なことを言おうものなら全身がガチガチに硬直して余計に硬くなり、動かそうと抱えていた手足が宙に浮いている状態です。
関節の可動域を調べる目的で体を動かしますので、これでは正しいデータが得られません。もしかして、何をされるのか怖いというのがあるのかもしれませんが、私を信頼していただいて身体の力を抜いてください。




1

« 2021年3月 | メインページ | アーカイブ | 2021年5月 »

このページのトップへ