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ブログ : 2021年8月

整体師が考えるコロナ対策

今世界中で新型コロナ感染症が猛威を振るっていて、多くの命が失われています。
幸いにも我が国は他の国に比べると比較的穏やかに見えるものの、急速に状態が悪化しています。感染を抑え込む努力はしていてワクチン接種も進み、治療薬も認可されてきているけれどまだこれといった対抗策に欠けているように思います。当店は医療機関ではありませんので医学的な対処はできませんが、自然療法の範囲で対策を考えています。
人間には免疫力というのが備わっていて異物が体内に侵入したときに排除する働きが幾重にも用意されています。今回の新型コロナ感染症に限らず一番基本的な免疫を活性化するのは広い意味での体調管理の面で大切と考えます。



Bruno /GermanyによるPixabayからの画像)

①ウイルスを体内に入れない
発症した方が排出したウイルスは全身の粘膜にとりつくことを暴露と言いますが、その数が少なければ涙・鼻水・唾液などが洗い流します。これが第一の免疫です。
しかし自律神経の働きが悪かったり加齢などにより唾液や涙の分泌が少ないとこの機能が発揮できませんので、整体で自律神経の調整をすることは有効です。
ウイルスの数が多かったり手洗い・うがいが不十分だと粘膜で防ぎきれずに細胞内に侵入されてしまします。これが感染というようです。
②侵入したウイルスを駆逐する
細胞内で増殖を始めたウイルス量が多くなると発症するわけですが、このあたりの時点で何重にも張り巡らされた免疫の働きでウイルスを駆逐できれば治癒は可能になります。
免疫の60%は小腸で造られていて乳酸菌を積極的に摂ることで腸の働きを活性化できることはよくご存知のことと思います。
腸には絨毛(じゅうもう)があってその密度や長さによっても免疫に影響が出ます。食物繊維のペクチンを摂取することで絨毛が伸びます。https://www.gifu-u.ac.jp/about/publication/g_lec/special/35_3.html 
その際にタンパク質をきちんととっておくことも絨毛の伸びを助けます。
ペクチンは果物や野菜に多く含まれていますので、いろいろな食材を満遍なく食べるということは理にかなっているわけです。
③免疫の働きをパワーアップする高体温
一般的に体温が一度下がると免疫力は30%ほど下がると言われています。昔のひとは37℃くらいが平均的な体温だったと言われていますが、現代人は約36℃程度のようで更に低い方もみかけます。これは生活が便利になりすぎたおかげで体を動かさなくても生きて行けるようになったことが原因かとおもいます。
何かのスポーツをやるのもいいですが日常生活で積極的に体を動かすことが無理なく始められる対策です。あとは車を使わずにできるだけ多く歩くこととよく笑うことも大事です。
つまり規則正しい生活とバランスのとれた食事、ポジティブな生活を心がけて免疫をあげることと並行してワクチンや各種治療薬を使用するのが最良かと思います。
コロナウイルスの暴露を防ぐにはビタミンCとビタミンD,亜鉛を摂取して粘膜を丈夫にするのがおすすめです。
ちなみにですが積極的に体を動かすことは腰痛の予防の面から非常に重要なことです。
 
 
 



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