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ブログ : 2022年2月

反り腰予防講座①(基本的な予防法)

(この内容はすべての方の結果をお約束するものではありません)
反り腰は骨盤の形が変化したものですので一般的な腰の違和感の対策が最も効果的と思われます。
 
反り腰のページを見る

骨盤の歪みのパターンで前後方向の歪みが大きいときに多く見られる現象で、左右方向の歪みが大きいときにはあまりみられることはないようです。(ただこれも絶対ということではなく傾向が多いというレベルです。ただこの件に関しては医学的な見解はなくエビデンスは残念ながらなく施術を通して得た感想です)

骨盤の形状は幅広タイプ・奥行タイプと個人差がありその中でも幅広タイプの方で横向きに寝ることが多い場合に多く起きているようです。しかし腰の違和感が始まると上向きに寝られないために横向きで寝ることになりさらなる悪化の原因と思われます。


Luis EstradaによるPixabayからの画像 )

この場合は寝具の硬さも関係しますので硬すぎや柔らかすぎ・古くなって腰の部分が沈み込んでいるなどの時は改善をしたうえで、できるだけ寝返りが自由に打てることが大切です。しかしどうしても横向きでしか寝られない場合(シムス位)は、抱き枕を膝に挟んで寝ると骨盤の変形を少なくできます。しかしすでに反り腰が起きている方は骨格矯正が有効です。

 


椅子にはうるさいです

(この内容はすべての方の結果をお約束するものではありません)
腰の違和感の原因の多くが座るという動作にあり座り方で腰の状態に影響があります。正しい座り方を補助する意味で椅子の形状も大切で、日常生活でお使いになる椅子についての情報も発信してきました。

その中で特に公共交通機関などで使われる椅子が全く良くないことを述べてきましたが、それを覆す発見がありました。

先日利用した名古屋鉄道(以下名鉄)の椅子が驚きの仕上がりなのです。これまでも名鉄では椅子の形状の試行錯誤の跡が見られ、失敗作はあるものの改良の軌跡がうかがえていました。その写真がこれで、何が良いかといえば骨盤を自然に立てて座るように誘導してくれる形で無意識に座っても良い形を守ってくれる形なのです。椅子の奥深くまで座れて後ろにもたれて猫背にならない形に近づいてきています。



色々な方が利用する椅子ですので、無意識に座っても正しく座れるのが理想的なのですがあまり完璧な形にしすぎるとかえって座りづらく感じる人も出てきます。正しい座り方を理解している人はほんのわずかでしかないので、このあたりが限界なのかもしれないという名鉄の提案のように思います。

ではその対極にある健康に悪い椅子が何かなのですが、新幹線と旅客機の二つ。先日乗った近鉄の特急も問題外でした。何が悪いのかといえば、座面がフラットで体が前方に滑りやすい。あと背もたれが猫背を誘発する湾曲になっていて、骨盤を立てる座り方ができない結果浅い座り方になり骨盤が後傾する。の二点です。


デザインは豪華なのですが骨盤が後ろに倒れます


電車ではないですが、某販売店の椅子です
骨盤は後ろに倒れ猫背になります。



背もたれが湾曲していて猫背に誘導されます

座るだけで腰痛になる椅子もあるを見る

以前椅子のプロデュースを計画した事があって色々と業界の事情を調べてみてわかった事ですが、おそらく新幹線と旅客機の椅子は某大手自動車メーカー系列のシートメーカーによるものと思われ、そのメーカーの設計思想の延長線の形状なのです。

特許の内容を見ても座るという行動の意味を理解しておらず骨盤の機能を考えていない結果です。事故に遭遇した時に乗客を守るために非常に厳しい安全基準が設けられていてそれをクリアーしているのですが、もう一歩踏み込んで健康を守るということにも目を向けてほしいものです。

名鉄はJRのように一斉に入れ替えることはなく逐次更新をしていて、その分さまざまな型式の車両があり椅子の進化のスピードが早いのかもしれません。愛知県民のソウルトレインである名鉄にエールを送ると同時に、他の公共交通機関も車両開発の参考にしてほしいものです。

 

サブのホームページをリニューアルしました

サブのホームページをリニューアルしました。


実はこのホームページは開業の時に自分で作ってみたものの、どうもうまくいかず何回か手直ししながらパッとしないできたものを、一念発起リニューアルしたものです。こちらが増築に次ぐ増築であまりにも巨大になりだんだん収拾がつかなくなってきた感があり、その内容をコンパクトにまとめてみたものです。
もしよろしかったらご覧になってください。

腰痛ことはじめ 

 

 

腰痛バスター安城の二月の定期メンテナンスのご予約は51人です

(この内容はすべての方の結果をお約束するものではありません)
一時期、新型コロナ肺炎のために来店を控えていた定期メンテナンスの方が少しづつ戻ってきているようで、ひさしぶりの再来店の方が増えてきました。懐かしい顔ぶれが一人二人と揃ってきました。

 (cencziによるPixabayからの画像)
一時は80人以上までいたのですがこの2年間ですっかり減っていました。1年~2年のブランクがある皆さんは何とか今まで我慢をしてきたが、もうこれ以上は無理と笑いながら予約の電話をくださいます。
会員制のシステムではないので、このように休むのも戻るのも自由です。事情が許さないときは休んでいただいて、ご自分の身体と相談しながら解決したらいつでも再開してください。
経済的に打撃を受けた方もいることと思いますが、一日も早く生活を軌道に乗せて新型コロナ以前の生活に戻るようにお祈りしています。

必要としてくださる全ての方が快適な毎日を送っていただけるように、腰痛バスター安城は全力で応援します。

 

 

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