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ブログ : 2022年3月

歩くことの重要性が証明されたような施術でした

名古屋市にお住いのSさんは2016年の初来店から継続してご利用いただいて、今回で72回目のご来店でした。毎回片道一時間ほどの時間をかけてお越しいただいてます。某大手企業の管理職をなさっていていて殆ど一日中歩くことがないそうで、折に触れウォーキングをお勧めしてきたのですが時間が取れないとのことでここまで来てしまいました。初診の主訴は首の痛みと四十肩でした。

詳しく調べたところ骨盤の歪みと全身の硬さがみられ、典型的な運動不足の傾向がありご本人もその自覚はあるようです。さらに交通事故歴があり骨盤の歪みと重なって首の痛みが起きているようです。四十肩は検査の結果、首のC5~7番からの神経障害と肩関節の異常の両方に起因しているようで、体幹部分全ての施術となりました。

当初首と肩が主訴だったのですが、程なく首と肩が改善して来ると腰の違和感と体の硬さが感じられるようになってきます。表面的な痛みではなく奥深くの凝り固まったような重だるさがなかなか取れないのです。いろいろ試行錯誤しながらでもひと月に一回の定期メンテナンスに移行して行くまでには徐々に改善したものの何となくすっきりしないご様子のまま数年が経過した昨日の施術での事です。最近歩き始めたところ非常に状態が良くなってきたとのこと。毎晩時間を取るようにして休みの日も近くの公園で歩くことにしていて、その結果が良好なもので更に力を入れているとのことです。


これまでの数年間は私も技術的に改良を加えてきたものの今一歩及ばなかったことは事実で、それを歩き始めたところ改善に向かっているのは、人間の身体は動かさないでいることは非常によくないのだということです。

歩く時に骨盤は左右に動くことで仙腸関節の柔軟性が増し血流が増大することで栄養が補給され、酸素が送られ傷ついた部分の修復が行われ新陳代謝が行われます。それにつれて脊柱もしなやかに揺れていますので同じように多少の歪んだ骨格は修正され、全身が柔軟性を取り戻します。例えば足を骨折してギブスをはめた後関節は動きづらくなっていてリハビリを必要としますが、それと同じことが起きています。骨格が歪んで関節の形が変わり動きづらくなりますが、それが長期間続くと次第に関節自体の可動性が失われてゆきます。多くの関節で動きが失われた状態と、骨格の歪みで動かないのが重なり硬直した状態になります。

私の施術はすべて手で行っていて脊柱は指を使って修正をしますが、背骨まで指が届かない硬さの場合に前処理を行い柔らかさを取り戻す必要がありますが、言い換えれば筋金入りの運動不足の方には骨格矯正の施術も無力に等しいということです。やることなす事全て跳ね返されてしまい、体が受け付けない状態です。さらに残念なことにそのレベルまで悪化した方は腰や膝が体重を支える事は困難になっていて、立つだけで苦痛になります。体を積極的に動かす習慣がない、あるいは発想がない方は一定数いるようです。この悪循環に陥るとなかなか抜け出せなくなり、よほど強固なご本人の意思がなければなりません。

ご自分でしっかり体を動かして体を作っていなければ健康は手に入らないということで、そのお手伝いはさせていただきます。そしてその一番の近道は歩くことです。

このように状態を拝見して、明らかに運動不足の兆候を示している方は他にも一定数おいでになって、やはりこれまでの生活習慣を変えるのは簡単ではないようで、いつかはご理解いただける日が来ると信じて私の説得話法の向上に努めています。

それにしてもSさんの体質改善のお役に立てたことは何よりだと思っています。

私の秘かな楽しみ

とはいっても決して良からぬことをやっている訳ではありません。念のため❕

ご来店の方の中には言葉を失うほどの状態の方が少なからずいるのですが、施術の回数を重ねるごとに状態が改善してゆきます。骨格全体の柔軟性が全く失われている方、激しく歪んでいる方、あまりの痛みのために数メートルも歩けない方など様々なのです。

骨盤と脊柱の矯正のためにはうつ伏せになっていただく必要があるのですが、重症になるとその肝心のうつ伏せになれないのです。激しい痛みで腰が伸びない方、お尻や太ももの激しい痛みが伴う方、体勢が変えられない方etc。ほとんど何もさせてもらえない中で何ができて現状を打破できることは何なのか、必死で考えては挑戦の繰り返しをします。

基本的には骨格の可動域を増やすことを優先します。

あらゆる関節の歪みにより可動性を失って痛みを引き起こしているのは明らかなので、時にはフルパワーで、時には指先に神経を集中してわずかの異常も拾い出し、時には骨格の力学を駆使して一歩一歩積み上げてゆきます。


あまりの激しい症状に狼狽して、期待を込めて行った治療院では落胆を繰り返し、最悪の結果を考えていたことでしょう。残りの人生や仕事と家庭などをどうするのかなど少し前までは考えても見なかった問題に直面してのご来店です。中にはご親戚や家族・友人・知人の同じような苦しみを目の当たりにしてきて暗澹たる思いでいるのは口には出さなくても顔を見ればわかります。

その日の施術が終わって最終チェックの時に今までと比べて変化が感じられて喜んでくれた時には私もうれしいものです。そしていよいよ最終日に全身の骨格をくまなく調べて仕上がりを評価するのですが、初回と比べてよい仕上がりにできた時には実に嬉しいものがあります。その方の人生に何度もないピンチで手助けができたことを嬉しく思います。

芸術作品を仕上げた時や子育てをし終えた時のような充実感に満ち溢れていて、手こずった部分がきれいになったのを見るのはうれしいもので、ご本人と喜びを分かち合っています。

骨格矯正の威力を実感して,晩酌のビールが美味いです。

 

全身を一括して施術する必要があるんです

これはカイロイズム腰痛バスター安城(yba)の基本的な考え方です。

適切な対応をした腰痛は順調に改善してゆきますが、適切な対応が受けられずに時間が経過した腰痛は重症になっていきます。ある方は激しい痛みや体の硬さ、ある方は繰り返すギックリ腰、ある方は坐骨神経痛などに進行してゆきます。また関連した症状で肩の痛み、膝の痛み、股関節の痛み、肘や手首の痛みなど全身の関節痛や内臓諸器官の不具合などが心配されます。すでに骨盤だけの問題ではなくなって(首も含めて顎関節まで)います。一見無関係に思える重だるさや鈍痛なども骨盤の歪みが背骨を歪ませて、身体全体の関節の歪みや諸機関の不具合につながっていることは珍しくありません。

このように即座に命に関わることはないとはいえ、生活の質に直結するのが腰痛です。

痛みを訴えるとき人間は一番痛いところの事を言いますが、実は腰以外の多くのところに影響が出ているのが一般的で、主訴の腰痛が解消されてくると第二、第三の痛みを感じてきて無限に続くかのように感じますが一巡すれば解消できることが多いです。そしてこのような骨盤の歪みで発症した全身の不具合は、原因が不明とされたり特に異常がないと診断される可能性があります。

これれには二つの流れがあって、骨格の歪みが新たな骨格の歪みを引き起こす場合と全身の神経障害を起こす場合があります。骨格が歪み力のベクトルが変化すると、肩や首・肘・膝にも歪みが伝わり関節の回転軸に変化が起こり、関節の歪みを引き起こします。動かすときに痛みを感じたり途中で止まってしまうことが多く、体が硬いと錯覚を起こすのはこの場合です。体幹の骨格を矯正すると同時に異常のある関節も矯正する必要があります。特に体幹部分の歪みが残っている場合はすぐに戻ることになるので念入りな検査を行う必要があります。

もう一つは脊柱の歪みにより脊柱から分岐している神経に触れて神経障害を起こします。24個ある脊柱(首を含む)のすべてで起こり、全身のすべてに影響を及ぼしますので必要に応じた矯正をすることになります。

このような流れを多く目の当たりにしてきたからこそ全身の施術によるリセットを行っています。腰以外の痛みは決して偶然でも気のせいでもなく当然の流れですので適切に施術をする必要があります。なおyba腰痛バスター安城では医療行為は行ってはおりません。

 


重症腰痛にも全力で対応しています


腰に違和感を覚えたものの適切な対処がされずにそのまま悪化を続け、非常に重篤な症状に陥っている方が少なくありません。これはすでに書いたことですが私自身が体験したことでで、30歳の時に腰痛を感じて整形外科で診療を求めたところ担当医師から「あなたは高齢者だから上手に付き合っていくしかない」と診断されたことが発端になっています。

その言葉に愕然としながらも言われるままにリハビリを数回受けたものの、バカらしくなって通院をやめました。その後民間療法と呼ばれている施設を多数試みましたが悉く満足なものがなく再び愕然としたのを覚えています。

この時の私の気持ちと同じことを、いま考えている方は非常に多いのではないかと思います。将来どうなるのだろうと心細いのです。

「腰痛は治らないのかな?」

そんなことを考えながらのご本人の努力にもかかわらず時間だけが過ぎて、腰痛は悪化の一途をたどります。そんな方が大変多いのですが、おそらく皆さんなりに努力しての結果だと思います。希望して努力しても叶えられないことはあってはならないし重症化を止められないなどもってのほかです。

そんな思いから重症腰痛の対応には力を注いできました。一言で重症腰痛といっても様々でぎっくり腰や坐骨神経痛・激しい痛みで体が動かなくなったものなどがあり、そこで止めておかなくては次に待ち受けるのは分離・すべり症などの骨折や脊柱管狭窄症などです。ここまで来るともはや打つ手が無くなりますので何としても食い止めなければなりません。


生活の質が著しく低下して状況によっては家庭の崩壊などにもつながりかねない重症腰痛は先延ばしにせずに手入れをする必要があります。

 

とにかくこだわる整体院があってもいいじゃないか❣

とにかくこだわる整体院があってもいいじゃないか❣カイロイズム腰痛バスター安城(yba)はそんな整体院です💓


2013年に開業しましたがその時に考えたのが、店名を普通の〇〇整体院にはしたくなかったということ。一般的な整体院のイメージにはしたくなかったのです。その理由をお読みください。

話は40年ほど遡ります。

私は30歳のころから腰痛があり、そのころ住んでいた神奈川県磯子にあった整形外科を受診したのですが、その医師曰く「あなたは高齢者なので腰痛は仕方がない。一生付き合ってください」とのこと。30歳を高齢者と言ってのけた医者には腰痛を治す技術がなくてこのように言っているのではないか、漠然とこのように感じたものです。それからいろいろな種類の治療院を回り、少しでもよさそうな施設には足しげく通ったりもしました。しかし、おそらく今でも多くの方が苦しんでいると思われますが、ほとんど変化がみられませんでした。命の危険はないかもしれないけれど、生き地獄といってもいいのが腰痛でしかも治らないのかもしれないと感じたものです。

否応なしに20年余りが経過して

現在地の愛知県安城市で生活していた時にぎっくり腰を発症、紹介で訪れた整体院の技術が素晴らしくよく効いてその技術での脱サラを決意したのです。それまで数多く経験してきた多くの治療と全く桁外れの技術力に魅了され残りの人生をこの技術にかけて見ようと決めました。

カイロイズム腰痛バスター安城という店名にはそんなこだわりが詰まっています。店名を見て興味があり来てみたという方も多く、私の最初のこだわりは達成されていると思います。

もう一つの最大のこだわり

結果にこだわり効果を実感してもらうこと、言い換えれば楽な体を取り戻してもらいそれが維持できるように手助けすることです。

それまでどこに行っても似たり寄ったりで当然と思っていた施術法と全く違うことが「検査」なのです。それまではどこに行っても、腰痛というとやることはみな同じでルーティンをこなしているようだったのです。事前の検査も簡単に済ませて、終了後も効果を調べもしておらず、効果があったのか無かったのか確認もしないのです。術者は自分の技術に絶対の自信があるのか、効果の有無に興味がないのか、効果がなくてもそれしかできないから調べないのか、どちらでしょう?

当店では事前の検査に始まり、施術中にも頻繁に検査を行い、さらに施術効果も確認します。つまりその方の状態に応じた施術方法を選択して行くので、目標まで最短距離を目指しています。この検査法も施術法も日々アップデートし続けています。

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Sさんは知多方面にお住まいです



知多方面から毎回一時間程度をかけてお越しいただいたSさん。12月中旬に初来店の時は首から肩甲骨にかけての背骨が激しく歪み、その椎体3個が飛び出している状態でした。
そのほかに首の付け根の左側の痛みと右臀部の坐骨神経痛があり体全体が硬直した状態でした。

まずはお話を聞いてみると、今から40年ほど前の血気盛んな頃に建築関係の仕事をされていて、力比べで同僚と張り合って重いものを担いでいたことがありそれから非常に状態が悪かったとのことでした。おそらくその時に無理をして歪みが蓄積し,今まで悪化を続けてきたものと思います。

歪んだ骨格はそれだけで硬くなり動きを止めていて、長期化することでさらに可動性が悪くなります。脚を骨折してギブスをはめていると膝や足首が動かなくなるのと同じことがほかの関節でも起こります。ですからこの場合は骨格の矯正の前に周辺組織を柔軟にする必要があるのですが、体幹の場合は特殊な事情があります。

ひとつの軸の上にある脊柱は全体でバランスを取っているために一ヶ所の歪みができるとそれを補正するために他の場所に反対の歪みを作り、通常は大部分の方の脊柱では2往復(左右それぞれ2か所、合計4か所)の歪みができていて症状によってはさらに増えます。そして痛みのある所だけを完璧に修正しても他の部分の歪みが残っていてはやがて元に戻ってしまいますので、全体が同じレベルで揃うように修正を進める必要があります

。Sさんにも全身のバランスを見ながら全身のバランスを見ながら硬さを取って修正を加えてゆき10回目の来店の先日、いったん様子を見ることができるレベルまで改善しました。当店ではこのような施術も行っています。



緊急事態にも定期メンテナンスの効果が・・・

安城市にお住いのNさんは2019年の初来店から約3年の間定期的にご来店いただいています。
少し前に首の違和感を訴えて予定以外でご来店になりました。状況をお聞きして全身を調べてみても上半身の強いこわばり以外に特にこれと言って原因のような個所は見当たりません。

そこでかねてより調整をしている反り腰~猫背~頸の異常を中心に施術するが一向に変化がなく、そのほかの原因を想定していくつかの施術をするが全く効果がみられませんでした。このようなときは原点に戻ることが鉄則で、首の違和感といえば枕とうつぶせ寝です。

そこで枕の状態をお聞きした所タオルを重ねた状態で寝ているとのことで、首の部分の高さが薬指程度にして後頭部はそれより少し低くとの説明をして試してくれるようお願いしてその日は終了。


  後頭部はもう少し低くします

次回のご来店で様子を聞いたところ非常に改善したとのことで一件落着でした。というのもNさんはこれまで90回に及ぶ来店をしていただいている方で、これまでの間に生活習慣や住宅環境についてはお聞きしていたので横向き寝やむち打ちがないことはよくわかっていたためにすぐに枕の可能性に行きつきました。

何より定期メンテナンスで築いてきた信頼関係があったためにより良い結果を残せたものと思います。

 

反り腰予防講座②(椅子に座ると仙骨・尾骨が当る)

椅子に座った時に尾てい骨(尾骨)が椅子に当って気になる方が実は多いのです。
その多くが女性であまり大っぴらには言いにくい事柄のためか声高に語られることは少ないようですが、腰の違和感を抱える女性にこっそり聞いたところ「実は当たります」という方は多いのが実態です。


 で囲った部分が尾骨です
これは骨盤の歪みにより仙骨が後ろに押し出された状態で、これから起きる全身症状の始まりです。座っていると不快なもので楽な姿勢を探っているうちに骨盤を左に倒すと楽なことを発見しますが、実はその姿勢は更なる骨盤の歪みを増加させ反り腰も悪化します。

椅子に座って尾骨が当る場合は横に体重を逃がすのではなく、骨盤を立てる(お臍を前に出す)座り方をしてください。
そして早目に骨盤矯正を行ってください。

 

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