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ブログ : 2022年7月

目の疲れ・頭痛・めまい・吐き気

 

一般的な腰痛対策は痛みをごまかすだけのものが多い

 腰痛対策は大きく分けて痛みを解消するのが目的のものと、痛みの原因を解消するのが目的のものとがあります。前者は鎮痛剤や湿布の効力を高めより強い鎮痛効果の薬剤を開発し、脳や神経細胞まで研究して痛みを押さえ込む方向性を追求しています。これらはより強力な薬剤を使用しますので、人体には計り知れない負担を強いるものと考えられます。これは対症療法と呼ばれていて、現代の医療が投薬と手術が柱になっているその一環と思われます。

 これに対して痛みの原因までさかのぼって根本から解決しようという方法があります。痛みというのは体のどこかに異常があるサインなので手入れが必要ですが、それをしないでいたら身体の異常は次第に大きくなっていきます。身体の痛みを参考にして根本原因を修復するという考え方で、体に異常があれば積極的に手入れを行います。さらに予防にまで踏み込んで未病のうちに芽を摘み取ってしまうこともあります。


 腰痛の裏側に重篤な症状が潜んでいる可能性も否定できませんのでご心配であれば医療機関を受診していただくのもいいのですが、それから先は痛みを抑えることに集中すると思われます。中には温める・牽引する・電気を流すなども行うこともあるようです。それで効果を実感できる方はいいのですが、不満を抱えたままで続けていくことはお勧めできません。


 それらの“治療“が必ずしも根本原因を対象としているわけではなく、最初にも述べた痛みを誤魔化すことに主眼を置いているからです。その場限りのごまかしを繰り返している間に痛みを起こしている身体の異変は悪化を続けています。使用する薬剤は次第に強力なものになっていきやがて効果がなくなった時に手術を勧められます。その手術も苦痛を緩和するだけが目的ですので症状を完治するわけではなく、時として別の更なる不具合のもとにもなります。しかしこの時点では他に選択肢は残されていない事が多く、より苦痛が少ない方を選ぶだけの選択になるようです。

日々の選択には重要な意味があって安易な選択は取り返しのつかない結果をもたらす可能性があります。

なおこの内容は全ての方の結果をお約束するものではありません。

 

左右の骨盤を比べてみると、左の仙腸関節が右よりも悪い

腰痛の状態を一言でいうと仙腸関節の変形なのですが、その仙腸関節にも左右の関節で歪み方の強弱に差があります。左右が同じ程度で歪んでいることは稀で、左の仙腸関節が強い歪み方をしており左右差は2:1~3:1程度になるようです。(当店調べによる)つまり左の仙腸関節が主導して変形を起こしていることが多いようで、重症の期間が長かった方に多く見られる状態です。それは左の関節の可動性が悪くなっていて右に比べてみて動いていないのが多いことでわかります。しかしその理由については分かっていません。ただこれに関しては骨盤の歪む方向が身体の右方向に歪むことがほぼ100%であることと関係があるのではないかと思われます。


 これは骨盤が歪む理由に当たりますので、この問題が解決できれば腰痛の予防という問題で飛躍的な進歩になると考えています。

例えば歩く姿勢を後ろから見ても、左の股関節を中心に回転運動をしていて右半身が振り回されている方をよく見かけます。これは左の仙腸関節がきちんと動いていないことを意味しています。女性の方からスカートが回るという声を聴きますが、おそらくこのことが関係していると思われます。


 ではこのことによってどんなことが身体に起きているのか、いくつかをご紹介します。まず歩く時に一歩の歩幅が、右足は仙腸関節からの長さになりますが左足は股関節からの長さになりそれだけで約10センチほど短くなります。ですから一生懸命に歩いても歩くのが遅くなり、大殿筋が使えないのでハムストリングス筋を酷使することになり疲れやすくなります。この時ご本人は体力の衰えと「歳かな?」という諦めを口にするのでしょうが、諦めるのはそんなわけでまだ早いのです。


 もう一つ典型的な症状は、腰から太もも・ふくらはぎの筋肉の張り・痛みが挙げられます。左の仙腸関節がそれだけ左の仙腸関節がそれだけ固まってしまうということは骨盤の歪みがかなり進行していることになり、背骨の歪みも相応に大きくなっています。その結果右太ももの裏側〜ふくらはぎ・かかとまでの痛み・痺れと、左太ももの後ろ以外の痛み・痺れが起きている可能性があります。これらは椎間板ヘルニアと坐骨神経痛が起きていて軽いときは重だるさで済んでいることもあります。激しい痛みで歩けないなど生活にも支障をきたすことがあります。


 脊柱の歪みは肩と首にまで及んでいますので、首の痛み・頭痛・めまい・吐き気・肩こり・肩の痛みなどを引き起こす場合もあります。また全身の臓器の神経障害の引き金にもなりますので原因不明の疾患に悩まされることもあります。


 人間の身体は精密にできている分、どこかが調子を落とすと他の部分に波及することもあるので、不調を感じた時は手入れをしておくのが無難です。当店はこのように念入りな施術を特徴としていますが、その場の痛みが取れればいいというリクエストにもお答えしています。

 

坐骨神経痛とは一生付き合う?

 ご来店のお客様の質問で多いのは「坐骨神経痛は一生付き合っていくしかないと言われた」というものです。それもかなりの数に上ります。確かにあの辛い痛みが一生なくならないとしたら恐怖ですよね。さも不安そうにお聞きになる気持ちが痛いほどわかります。


 多分その方が行った治療院では坐骨神経痛とは一生付き合っていくしかないことなのです。特に何をするでもなく鎮痛剤とシップを処方するだけで終わりになりますが、それが世間の常識と言わんばかりに診断を下すのはいかがなものかと思います。でもご安心ください。大部分の坐骨神経痛は一生付き合う必要なんてないことは当店のお客様を見ていれば分かります。数回の施術で解決する方から多少時間はかかっても着実に解決に向かう方まで様々ですが、一生付き合うなんてそんなことはありません。


 そもそも坐骨神経痛の仕組み自体はそんなに難しいことはなく、よほどのこじれた状態でなければさほど問題ではありません。ですからちょっと見ただけですぐに匙を投げるようなことはしていません。大部分の方は3〜5回程度で順調に回復していくのですが、中には教科書通りの施術では効果が現れないことがあります。通常とは違う何かがあって回復を妨げているのですが、ここからが当店の本領を発揮するところです。その何かが、例えば首や背中の事もあり、足首や膝の事などの骨格の事がある。あるいは生活習慣の事や使っている寝具・まくら・いすなどの家具の事もあります。


 それらを一つ一つ試しながら消去してゆく行程に入ります。身体の歪みの特徴から推測して一番可能性の高そうなことから始めていきます。例えば首や背中の強い歪みは脊柱全体が同じように歪みが伝わっています。膝の変形や偏平足・甲高があると足の長さが左右で違いますので骨盤も高さが変わります。寝具の硬すぎ・柔らかすぎや枕の高すぎ・低すぎも脊柱の変形を起こします。座っている椅子が適切かどうかも大きな要素です。


 考えられる限りの原因を探って、何としても答えを探し出すのがカイロイズム腰痛バスター安城流の施術方法です。どうしても効果がないときには次回までの宿題で、その間に改善策を考えて来ます。


 お客様から聞こえてくる治療院側の言訳は「高齢だから」「体重が重すぎる」「筋肉量が不足している」「運動不足」「一生付き合うしかない」などでしょうか。中には治療らしきことは何もしていないのに「様子を見てください」ということも。今まで様子を見て受診しているのにこれ以上様子を見てどうなるというのでしょう。当店は口が裂けてもこのような言い訳はしません。 

 

ご自分でできる改善方法について聞かれますが・・・

腰痛で来店されて施術が進み終わりに近づいてくると「今度痛くなった時に、自分でできる改善方法を教えてください」と言われるのですが、ほとんど無いに等しいのです。こんなに楽になってしかも自分で簡単にできるのならこんないいことはありません。お気持ちはわかります。


 というのも理由があっての事で、決して意地悪をしているのではないのです。その理由とはまず、腰痛と一言で言っても、その状態は人それぞれで違うので誰にでも効果のある方法というのはないのです。歪んでいる個所をもとに戻すことをするわけですので、自分の状態がどうなっているのかが確認できないために具体的な方法も分からないのです。


 もうひとつは仮に分かったとしても、歪んだ骨格を自分で動かすのは至難の業なのです。背骨の椎体は小さいので指でなければ修正ができないのですが、背中の奥深くにあるのでかなり強い力をこめないと届きません。また歪んだ背骨は時に非常に硬く歪んでいて、これまたかなりの力を必要とします。通常は私は体重を指にかけてようやく修正をしている有様です。骨盤も相当の体重をかけて初めて動き出しますので自分で動かす方法は限られてきます。


 しかも腰痛は通常背中側の骨盤と背骨が舞台になっていて、手が届かない、見えない、力が入らないでは条件が悪すぎます。そんなわけで私自身の腰痛は24年前の研修時に何度か修正してもらったのを最後に、ほとんど手が入っていない有様です。というわけでご自分では何ともならないのが現状です。とはいっても、くれぐれもストレッチとトレーニングはしないでください。これはあくまでも状態が良い時に予防として行うもので、痛みが出ている時にはかえって悪化させるだけです。痛みがあるときはお早めにご来店ください。

なおこの内容は全ての方の結果をお約束するものではありません。

 

立った姿勢で腰痛チェック

 腰に痛みがなくても骨格は歪んでいることがあります。 もしかするとその方が多いのかもしれません。というのも主訴以外にも歪みが至る所にあって、しかも施術で触られて初めて痛みを感じる事が多いのです。しかもその歪みは緩急はあるものの確実に進行しています。日常の生活習慣や仕事やスポーツなどその原因は様々で、できるものなら予防をしたいですよね。でもその前に今ご自分の体がどんな状態なのかを正しく認識する事が大切です。

 ここだけの話ですが、治療院などの先生でも体の歪みを検査できない場合が多いようです。それならば自分の体は自分で守るしかないですよね。その1番の基本は体の歪みを知ることが第一歩で、そこから全てが始まります。


 そんなに難しいことではありません。まず、まっすぐ立った状態で両足のつま先(両足の親指の間)を見てください。その時つま先とおへそを結んだ線がまっすぐかどうかを見てください。骨格に歪みがなければおへそとつま先は一直線になるはずですが、あなたはどうですか。たったこれだけでかなり正確な判断ができる方法です。


 もう一つの方法が鏡を見るかどなたかに頼んで両肩の高さを比べるという方法があります。骨盤の歪みも含めて全部で5か所の歪みができているはずですのでそれだけで何がどうなっているとは判断できませんが、こちらは全身の歪みの程度が観察できます。

 

 ちなみに私は同じように体の仕組みを利用した検査法を多数利用していて、それらを組み合わせることでより正確な判断を心がけています。逆の判断をすれば悪化させることになり、見逃せばいつまでも改善しない、いわゆるヘタクソ整体師の評価をいただきます。

 大きくずれているときはそれだけ骨盤と背骨が歪んでいるということで、何かの拍子でぎっくり腰や坐骨神経痛に進行する恐れがあります。入浴時にでも見ることを習慣にすれば変化に気がつけますので、日々の変化を知る事ができます。体調管理はまず自分の体に興味を持って正面から向き合うことから始まります。


 体のどこかに骨格のリセットボタンが付いている方は必要ありませんが、探しても見つからない場合は面倒でもセルフチェックをおすすめします。

 なおこの内容は全ての方の結果をお約束するものではありません。

 

あなたの膝はちゃんと伸びてますか

 たまに街中で見かけるのですが、膝がまっすぐに伸びていない方がいます。この時点では膝に痛みなどは全くないのでご本人はそんなことを気にもしていないようですが、これは実は腰痛が、それも坐骨神経痛がひそかに進行しているかもしれないのです。

 本来の膝関節は立った時にはまっすぐに伸びる構造になっています。体重は大腿骨から脛骨へまっすぐに伝わりますから姿勢を維持するのに力は使いません。しかし膝が曲がっているとそれ以上膝を曲げないように筋肉は常に力を使いますので、立っているだけで疲労します。もしかしたら「最近疲れやすくて・・・」などということもこのようなことが原因になっているのかも知れません。

 ただ問題はそれだけではなくて、もっと深刻な問題が進行しているのです。骨盤と背骨の歪みによってハムストリングスなどの膝周りの筋肉が緊張しています。大腿二頭筋・内転筋・中間広筋・外側広筋・内側広筋・縫工筋・大腿直筋などですが、歪みの具合によってはいくつかの筋肉が同時に緊張していることもあります。この状態はすでに坐骨神経痛と同じレベルになっていて、決して軽い状態ではありません。中には「膝を伸ばすと膝の後ろが痛い」ということを自覚している方もいますが、多くの方はその自覚がないようです。


 この症状が悪化を続け膝の前面に痛みが出てきて正座ができなくなって初めて異変に気が付きますが、すでに日常生活に支障をきたす状態に達しています。ここまでになるには10年〜20年程度の時間が経過していて場合によっては膝関節が変形をしている場合もあり水がたまったりもします。この水はすり減った軟骨の成分だそうで、貯まったら抜けばいいというものではないようです。しかもすり減った軟骨は再生しないといわれていて、人工的に再生する技術はまだ実用段階には至ってないようです。


 このように膝の関節は変形する前にきちんと手入れをしておくのが安心です。因みに膝が痛い方の中で変形をしている方の割合は5%程度ではないかと思います。(当店実績によります)立った姿勢の時、膝がまっすぐ伸びているかどうかが腰痛の程度を調べるチェックリストです。

 

近所にお住いのTさんの喜びのご報告

5月中旬からご利用いただいているTさんは6回目のご来店です。その一か月ほど前に仕事で腰を痛めてから全身のあちこちが痛み始めて、慢性的な肩こり、腰痛、片頭痛、首痛がありました。25年ほど前に坐骨神経痛と診断されたことがあるそうです。お話の内容から頸椎の一番の変異による不定愁訴を疑っており、骨盤の調整と並行して施術をしてきました。その結果問診の時にうれしいご報告をいただきました。

 前回の施術の後から気が付いたけれど、上を向ける、大股で歩ける、歩く時に太ももの内側が当らない、肩甲骨付近の肉が気にならない、などの身体の広範な範囲で明らかな変化が起きているとのことです。

〇上を向けるのは頚椎・胸椎の歪みを調整した効果が出ています。

〇大股で歩けるのは、

 ①骨盤の形が良くなって仙腸関節の可動域が改善した。

 ②腰椎の歪みを解消することで太もも周りの筋肉の緊張が解けた、の理由によります。

〇太ももの内側の筋肉(内転筋)の緊張が解けて歩く時に当たらなくなった。

〇背中に何かが張り付いたような感覚があって腕がうまく動かなかったのが改善した。など明らかな変化を実感してもらっています。

大股で歩けるようになったのは、仙腸関節からかかとまでの長さが足の長さになり一歩の歩幅がそれまでの股関節からの長さに比べて長くなっているからだ。その結果大殿筋が使えるようになり多くの筋肉で歩くので軽く動けて疲れない。また従来は歩く時に左右の内転筋が当り気になっていたのですが、内転筋も柔らかくなっているので足の運びがスムーズになった。

これまでは肩甲骨周辺に贅肉がついて腕の動きを邪魔している感覚があったのが、骨格を矯正したことで関節の可動性が向上しそれが全くなくなった。

これらの諸症状は事前にご本人からの申し出はなく、すべて私の判断で修正をした結果によるものです。それはこれらの歪みを残していては全身の歪みが解消できず、すべて解消して初めて腰痛の手入れが終了したといえます。


尚、Tさんはストレッチを多くしてきたけれどそれによってかえって悪化してきたと感じ、動画を見てのストレッチはやめたと仰っていました。まことに結構な判断です。

 

下着に穴が開く貴方、皆がそうなのではありません

 

 腰痛のパターンの一つに、仙骨(尾骨)が飛び出す歪み方をしていることがあります。骨盤はシンプルなその形のわりに、驚くような不思議な動きをしているのですが、両方の腸骨の間に挟まれた仙骨がはじき出されるように動きます。これは骨盤が広がることで起きている現象なのですが、このことで座っている時や寝ている時に仙骨(尾骨)が椅子の座面や寝具に当たりそのあたりの皮膚が痛くなることがあります。その結果、つねに尾骨によってこすられた下着の尾骨の位置に穴が開くなどということも起こります。これも腰痛の一つのパターンなのです。


 その様な状態が長く続くと皆そうなんじゃないかと思うこともあるようで「ほかの人はそうならないのですか」と聞き返されることもあります。確かに他の人とそんな話はしづらいですよね。

 つねに不愉快な痛みがあって何とかしようといろいろやっているうちに、腰を左に傾けると和らぐことを発見するのですが、実はこのことが更なる骨盤の歪みを引き起こしています。飛び出した仙骨は左に傾く歪み方をして座面や寝具に当たっていますが、その痛みを緩和するためにした動きで仙骨はさらに左に歪むことになり悪化を続けます。この時に緩和をしたいのであれば骨盤を前方向に出す動き(お臍を前に出すように)で緩和した方が悪化を防げるということです。(これを骨盤を立てる座り方といいます)

 この形は腰痛のある方が横向きに寝ることが多いと起きていて、さらに新たな症状を引き起こしているわけです。これは骨格自身の持っている関節の遊びが不足しているために起きていますので、日常生活の何気ない動作をしただけでも歪みは進行してゆきます。特にこの場合、女性の骨盤は男性に比べて幅が広い傾向にありますので、横向き寝の影響を受けやすいと思われます。

 もう一つ影響を受けている可能性として、きつめの着衣があります。きつめのジーンズや女性のガードル、腰痛の時のコルセットも骨盤を締め付けて横向き寝と同じ状態になりますのでせめて最低限の使用にとどめたいものです。心当たりのある方は早目の骨格矯正をお勧めします。

 

同じ痛みを経験した施術者は強い

 普段からいろいろとうるさいことを言っている私も実は腰痛持ちで、この道40年くらいの筋金入りです。自分の腰だけはどうにも施術はできないもので、自分の腰痛と戦う毎日です。その間には様々な痛みを経験していて、実はそれが今たいへん役に立っています。というのも、当店の施術は定形のスタイルがない施術なので損傷具合に応じた施術を組み立てます。もし私が不具合を認識していなければ素通りしてしまいます。損傷部分の加減を理解していなければ解消できたと誤解をしてしまいます。その方が抱える痛みに共感できるのは自分自身の経験に他ならず、分かっているからこそ親身になって施術ができています。


 もう一つ重要なのが、その方の不安な気持ちがよく分かるのです。家庭がある方が働けなくなったらどうなるのかを、ご自分が一番心配しているはずです。そこから先の長い人生を痛みを抱えて生きていくことができるのか悩んでいるはずです。私もそうでした。自分の痛みと家庭の不安の板挟みになっていたのを覚えています。そんな時に明るい光が見えた時は安心したし嬉しかったものです。ですから今度は私が皆さんに寄り添った施術でお返しをする番です。


 精神論はここまでにして、実際にどのようなことをしているのかをお話しします。

当店には結構重症の方が多く来店されますが、その様な方は決して単純な歪みではなくなっているのです。骨盤の歪みを補正するために体幹上のあらゆる部分が正常な骨格ではなくなっていて、さらに肩や肘などにもその影響が及んでいることも珍しくないのです。しかしそれらは多くの場合、主訴の痛みに隠れていてご本人からの訴えはないことが多いのです。その様な状態で主訴だけの解消で終わると、ほかの部分からの歪みによって主訴が再発してしまいます。再発を短期間で繰り返すことが多いのはこのためです。また主訴の痛みが軽減するとほかの部分の痛みが感じられてきますので、次々と痛みが移動することになります。


 痛みの訴えがない場所でも歪んでいる部分を検出する方法として、当店では歪みのパターン化をしていてそれにもと基づいた検査の結果で施術法を決めています。ポイントになるところが経験則でわかっているので、先回りをして「言われなくてもやってます」というというスタンスなのです。これが時間的にも経済的にも喜ばれている理由です。

 その方の訴えている痛みがどれほどなのか理解することが、一人一人に寄り添った施術への第一歩と考えています。そのための聞く技術の向上にも力を入れています。

 尚、この内容はすべての方の結果をお約束するものではありません。

 

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