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ブログ : 2022年8月

腰痛と肩の痛みはワンセットです

肩の痛みを訴える方は非常に多く、実は若年層にも結構な割合で存在します。年令とともに肩の痛みはあってもおかしくないと思われがちですが、年齢と関連付けることは無意味です。ですから四十肩、五十肩などという言い方はほとんど意味がありません。何故なら、肩の痛みの多くは骨盤の歪みに端を発しているからで、何年もの間我慢して不自由な生活を送る必要はありません。その多くは腰の手入れと並行して解消していくからで、当店では一部の症例を除いて特別な施術は行いません。そしてその原因にたどり着く道筋もかなり整理してきています。

先日、こんなことがありました。

安城市内にお住いの方が肩の痛みと腰の痛みでご来店になりました。両肩ともに上に上がらないとのことで全身を調べていくうちに、右の臀部の坐骨の内側部分にかなり大きな粉瘤(できもの)があります。当然座るときには座布団を右の骨盤にだけ入れたような形になるので右の骨盤は上方に変位します。この骨盤の変位が肩痛の原因と判断しました。その方は仕事がデスクワークなので座る時間が長く、そのような骨格の異常はかなりの影響が予想されます。その状態で座った時に負担のないようにすることを考えてみると、異常のない左側の骨盤を下に下げてやれば右の粉瘤の分が相殺されることになります。この時大事なのは仙腸関節で形を変えることが大切で、骨盤全体を傾けてはいけないことです。


次の問題としてはこの形では立った時に骨盤は逆の歪みができていますので、足の甲の高さを下げることで全体のバランスをとることができます。幸いにもこの方は甲高の足なので比較的容易に終了しました。この状態で肩の関節を修正してその日は終了しました。そして次回の施術で効果を確認したところ肩の痛みはなくなり、腰と足の違和感もなく非常に良好とのことです。臀部のできものはもう少し先の日程で手術が決まっていて、それが終われば下げた骨盤と低くした足をもとに戻すことになっています。


この場合の主訴は両肩の痛みでしたが、肩関節の調整よりも腰と足の調整に時間をかけていまて原因が全く別のところにあって、その調整にはさらに別の部分を利用するといいう考えかたは骨格の力学(ダイナミクス)の醍醐味です。直立二足歩行をする人類にとって体のバランスを脊柱という一本の軸に依存する以上どうしても避けられないのが体の歪みで、それ相応の身体の使い方が求められます。

この方は3回目の施術で全身が非常にリラックスした感じになってそれまでの身体とは全く違うとの感想です。そこでいったん終了して、粉瘤の除去後に復元の施術を行う予定です。

なおこの内容は全ての方の結果をお約束するものではありません。

 

足を組まずにはいられない

若いころにかっこいい大人の真似をして足を組んで座ることを覚え、いつしかそれが癖になりやがて足を組まずにはいられなくなっている方も多いのではないでしょうか。その様に興味本位で始まった以外にも気が付いたらどうしても組んでしまうという方も多いのも事実です。よく足を組んではいけないと言われていて、気を付けているのだけれど気が付くと組んでしまいますね。それもそのはずで、ご本人の注意だけではどうにもならない理由があるのです。

その様な方の大部分は腰の痛みを抱えていると思いますが、骨盤の歪みが足を組まずにはいられなくしています。座るときには骨盤の最下部(坐骨)が座面に接触しますが、多くの場合正面を向いて座っても骨盤が右を向いた形になり、さらに歪みが進行した場合右の骨盤に上方の歪みが加わります。つまり正面を向いていても骨盤は右を向き、さらに右に傾きます。この自分の意識と現実の形の差を違和感と感じて落ち着きません。体勢を変えているうちに足を組むことでバランスが取れることに気が付きます。


それ以降椅子に座るときには足を組まずにはいられなくなってしまいます。しかも足を組んで座ることでさらに骨盤の歪みは進行していき、悪循環が始まります。このころになると椅子に座るときに座面に尾骨が当たるようになってきてたいへん不快な思いをすることがあります。これは骨盤の歪みが仙骨を押し出しているのですが、すべての方にこの状態が現れるわけではなく、骨盤が開いた方に多くみられる現象です。


足を組むという動作は骨盤を寝かす(後ろに倒す)働きがあり、その意味でも非常によくありません。足を組む時に上になる側の骨盤は後方への変異をしています。腰痛を起こしている骨盤はほとんどが右は前方の変異、左は後方の変異をしていて、その違和感を解消する無意識の動きが足を組む動作だと書きました。しかしもう片方の左側、後方の変異をしている骨盤はそのままの後方ですので右も後方にしてしまうと両方とも後方となり、それはまた別の歪みを引き起こすことになります。この時は本当は左に前方の修正を加える必要があるのです。


このように何気なく組んでいる足が貴方の骨盤を積極的に崩壊させているということを覚えておきましょう。ただし足を組むのをやめたら腰痛が治るということはありません。違和感のある方は骨格矯正をお勧めします。

なおこの内容は全ての方の結果をお約束するものではありません。

 

痛い時だけがぎっくり腰ではない

一般的な認識としては、ギックリ腰とは突然発症した後徐々に治っていくというものかと思います。これはあくまでも痛みということだけを考えているから出てくる答えで、骨格の状態をギックリ腰とその他の腰痛を比べてみると腰痛の悪化した先にあるのがギックリ腰と言えます。骨盤と仙骨の関係で自然治癒力のわずかに残っているうちは腰痛と表現してもいいのですが、自己修復力が働かなくなった時からギックリ腰に分類できると思います。

つまり突然の場合と徐々に痛みが激しくなってきたものと最終的な骨盤の形はほとんど変わりがなく、そこに至る時間の問題ではなく骨盤と仙骨の位置関係としてとらえる必要があります。腰痛の場合は仙腸関節の回転軸は維持されたままで回転運動をしていますので、骨盤と仙骨の形を逆に回転運動をさせることで解決します。回転軸は維持されていて炎症もそんなに強くなく比較的容易であることが多いので、自然治癒力はわずかですが発揮できます。

しかしギックリ腰の場合は骨盤と仙骨の関節の回転軸は完全に位置が違っていて、それぞれがバラバラな動きをしているために体が全く動かなくなっています。骨盤と仙骨が一本の回転軸で円滑に動いていたのが、不規則な三次元の平行移動の歪みをしていてそれぞれが勝手な動きになっています。2〜3か月寝たきりだったなどという方もいてやはり手ごわい症状であると言えます。しかもそのあとも重苦しい痛みは残っていることが多く、発症以前に比べると明らかに変貌しているのが分かります。

さらに時間が経過してくると流石に周辺組織は歪んだ骨格にも馴染んできて、痛みに耐性ができることもあって感じなくなってきます。大部分の方はこの時点でようやく治ったと理解しているのでしょう。身体はそれまでに比べて明らかに硬くなっていて、腰はまっすぐ伸びなくなって、奥深くの鈍い痛みは消える事は無くなってもあの激しい痛みに比べたら遥かに楽になっています。でもそれらはギックリ腰がしっかりと残っている証なのです。

実はこの時が手入れをする最高のタイミングなのです。体の炎症がおさまっていて楽に施術を進める事が可能です。激症状態からここまで施術で抑え込むには少なくとも数回の施術が必要で、それが省略できるのはありがたいですね。何度も繰り返しているが今は落ち着いている方は、いまが手入れのタイミングです。見方を変えれば次のギックリ腰に向けてカウントダウンをしているわけで、ストップさせるのは今です。

なおこの内容は全ての方の結果をお約束するものではありません。

 

ご紹介による新規来店が増えています

これまでは新規のご来店はWeb検索によるものが一番多かったのですが、ここ数ヶ月でその順位が変動してご紹介によるご来店がトップになりました。この現象は実は私も一番喜んでいます。というのも当店の施術で満足していただいて他の方を紹介してくださるわけですので、合格点をいただいたということになります。内訳をみると、ご家族同士の紹介が圧倒的に多く、次いで友人、同僚となっています。また最近増えているのが、ご近所の方の口コミも多いのが目立ちます。

家庭内での紹介については、ご家族は食事の趣向が似ていることや使う家具(ソファーや寝具など)が共通だったり生活スタイルが同じになる傾向があり、かなり似た腰痛パターンになることが多いようです。家族みんなの体質が似てくるのかもしれませんが、全員がご来店になってみるとほぼコピペ状態です。このことは腰痛の発症原因を解明する手掛かりになるのかもしれません。腰痛になりやすい方となりにくい方の違いは何なのか、体質なのか生活環境なのか、まだまだ解明できていないことがいっぱいあります。

職場単位でご来店になっている場合もあります。やはり職種によって腰を痛めやすい業務内容もあるようで、その様な皆さんはいろいろ探しておいでのようです。

最近、特に気になるのがご近所同士の話の中で話題に上っているようで、中には何人かに勧められてご来店になっている方も見受けられます。このように紹介や口コミでお越しになる皆さんは、ある程度の予備知識がありますので「何をされるか分からない」という恐怖心がないので信頼関係ができやすいのがメリットです。やはり安心して任せてもらえるというのは何より大切なことです。

ただ良いことも広がりやすいですが、悪いこともすぐに広がるものですから、すべての方にベストを尽くすように心がけています。その方が期待している以上の満足を提供できるように、毎日が真剣勝負です。

なおこの内容は全ての方の結果をお約束するものではありません。

 

椅子の座り方を忘れていませんか

骨盤の変形が進んでくると椅子に座ることができなくなることがあります。それまで何気なしに座っていたのが、どのように形を変えてみてもしっくりこない、こんなことありませんか。もしかするとそのような方は椅子に座るときに、足を必ず組んでいなかったのでしょうか。それは足を組まずにはいられないほど骨盤が変形していて、さらに変形が進んだ結果、骨盤が座れる形ではなくなっています。

また浅く腰掛けて後ろに寝そべっている、斜めに傾いている、まっすぐでないなどよくない座り方であることが原因で骨盤が歪んだものです。人間の骨格は瞬間的な力にはある程度耐えられますが、長時間続く力には簡単に負けてしまいます。ですから毎日繰り返す生活習慣からは強い影響を受けて、その歪みの影響は全身の他の部分にも及びます。座り方が分からないほど骨盤が歪んだ方は背中や首まで歪みが広がって、肩こりや首や背中の痛み、膝や股関節の痛みも伴ってきます。

当店では初回来店時の施術終了後に椅子の座り方の説明をしています。それは椅子の座り方が腰痛の原因の半分くらいになっていると思われるので、まずそこが健康な生活の第一歩と考えているからです。正しい座り方を身に着ければそれは一生の財産になります。

この夏休みで帰省のために長時間の車での移動をした方は、明らかに片道6時間の運転でも腰が痛くならなかった、と仰っています。これまでは途中でどうにもならないほどの痛みに苦しんでいたそうですが、今回は全く痛みが出なくてこれまでとは一味違った夏休みになったとのことです。このほかにも同様に良い評価を多数いただいています。これはやはり施術プラス椅子の座り方に気を付けていただくことで施術の効果を長持ちさせるのは大事なことです。


椅子に正しく座れないほどに骨盤が歪んでしまうと、いつギックリ腰を起こしても不思議ではありません。激しい運動や重いものを持ったりしなくても、普段の生活程度でもギックリ腰を引き起こします。椅子に正しく座れないということはギックリ腰の最終警告と思ってください。ただし、椅子に正しく座れば腰痛が治るということではありません。

なおこの内容は全ての方の結果をお約束するものではありません。

 


手の引き際には苦労します

当店にはさまざまな状態の方がお越しになりますので、施術終了の手の引き際の判断に苦労しています。ご本人がどこまでの状態を希望しているのかによるのですが、痛さの強弱によってしか自身の状態が正しく認識できず誤った判断で矯正を中断してしまう事があります。

とても終了できる状態ではないのですが突然ご来店しなくなります。いろいろ事情があるのでしょうが、すぐに再発することは多くの症例を見てきて分かっています。多分痛みがなくなって全快宣言が出ていると感じているのかもしれませんが、ご自分が感じる痛みの具合が正確かといえば決してそうとはいえないのです。かなりの歪みがあっても痛みを感じない場合も結構あって、その場合はすぐに元の状態まで戻ってしまいます。

また最初からやり直しになるわけで、それまでの数回の施術は全く無駄になるのですが、そのような事は珍しくありません。そうならないように、痛みによる判断は当てにならないことや段階的に回復してゆくこと、特に重症だった方は経過観察を長めにとり慎重なソフトランディングが必要なことなどを悦明してまだ安心はできないことを説明するのですが、残念ながら無断でのキャンセルになってしまいます。そうなると次に悪化したときに来づらくなりますので、それはご本人にとって決して良い事ではありません。


とはいうものの、未完成なのを知りながら施術期間の途中で終わらせるわけにはいきません。ご自分の身体の状態を知る方法は痛みの強さによって理解するしかないのですが、この痛みの感受性は個人差があってあまり当てになりません。かなりの歪みがあっても痛みを感じない方はそれだけ手入れのタイミングを逃してしまうわけで、同時に施術を終了できる状態ではないにもかかわらず ”治った” と信じて疑わないのです。実はこのケースが一番厄介なのです。


その方の痛みの感受性についての傾向はある程度把握していて、”完治” を誤認しそうなタイミングで “まだですよ” コールを発信しているのですがなかなか届かないこともあります。やはり経済的な理由も大きいのかもしれません。 

継続を希望されているにもかかわらず経済的理由により来店が困難な場合は、ご相談いただければ解決方法をご提案しています。金銭的理由で見捨てることはしませんので、ご本人が納得できるレベルまで継続していただくにはどうしたらいいかを考えます。


私としてはしばらくは良い状態が続き、忘れたころにたまに来店するだけで維持できる状態を目指していますが、これもその方の考え方によりますので、その場限りの手入れでも喜んでお受けしています。

なおこの内容は全ての方の結果をお約束するものではありません。

 

気が付いてみると施術中はずっと駆け足です

考えてみると施術の間、私はずっと駆け足でいることに気がつきました。とは言ってもお客さまの周り、ベッドの周りでのことです。上へ行ったり下へ行ったり、反対側に回ったりと、体の歪みを取るための手順を考えているといつしか早足になりついに駆け足になっています。その日の目標を決めて、大雑把ですがこのくらいまで持っていこうと決めてスタートしますので残り時間を見ながら気持ちの中で勝負をしています。


 進み具合によっては一度最初に戻ったり何度も同じところを繰り返したり、状態を見ながら進めますので思惑通りにいかないこともあります。

先日も4回目の方で、それまでに体の硬さがとれず腰椎部分のくすぐったさも強い方の時です。体全体が硬くてさらに腰椎部分にくると身を捩ってくすぐったさに耐えていた方の反応が少し弱まっていることに気がつきました。それまでは耐えるために力が入って硬くなり、腰椎まで指が届かなかったのです。当店では背骨を指で矯正するために、指が届かないことイコール矯正ができないことなのです。強い歪みがそうさせていますが直接触れないので全身の矯正で腰椎の歪みを軽減する作戦です。

 頚椎、足首、骨盤、背中と手がかりを探した結果ようやく腰椎まで指が届く柔らかさになってきました。そこまでで持ち時間の約半分を費やしていて、残り半分から腰椎の矯正がスタートです。それもL1から仙骨まで行ったり来たり、右側に回ったり左に回ったりを繰り返す時間を節約するために駆け足になってしまいます。少しでも多くの個所を矯正して早い回復につなげたいという気持ちがそうさせています。

なおこの内容は全ての方の結果をお約束するものではありません。

 

ストレッチ動画の被害者がまた一人

先日3回目のご来店のHさんが突然悪化していました。2回目までは好調で軽いギックリ腰も痛みが引いて動きも良くなってお帰りになった、その次の施術の事です。一週間後にご来店になってみると症状が一変していました。右脚に強い坐骨神経痛があって歩くのもままならない状態で腰全体もかなりの痛みに襲われています。前回の施術から3日目に突然痛みが出たとのことですぐに全身の状態をチェックしましたところ、腰椎の1番から3番が右に湾曲していてそこが坐骨神経痛の発生場所でした。そしてこのようになるためには腰椎の4番と5番が左に出ているはずなのですが、思った通りそこにも強い変異が見られます。この二つの変異はそれぞれが非常に強く噛み合っていて、よほどの強い運動や衝撃を与えなければこうはならないと思われるものでした。


うつ伏せに寝ていただいて全身を見たところ、骨盤から首までかなりの歪みと強い癒着が起きています。セオリーに忠実に骨盤の矯正に取り掛かりますがなかなか手強くて左右を交互に行うことで次第に動き出す始末です。それでも少し進んだところで腰椎に移動するのですが、これがなかなか動かなくて手を替え品を替えての施術になりました。


 一通り首まで進んでからもう一度骨盤に戻ることを繰り返しますが坐骨神経痛は解消せずその日は終了です。このような場合無理に続けても炎症が起きた部分は矯正を受け付けない事があるので、深追いはせずに日常生活による体の動きで自然治癒力を利用することにしたのです。


 翌日の再来店では、炎症が軽くなっているようで発熱も少なく順調にスタートしました。骨盤のから首までを2回繰り返したところで腰椎3番が引っ込んだことで坐骨神経痛は影を潜め、最後に腰椎4番と5番を押し込んで終了。結果は満点の出来になりました。その後の雑談の中でなんと原因を発見しました。かなり楽になっていたのでストレッチをして頑張ったのになんでまた痛くなったのか分からない、との事。その動きを軽く再現してくれたのですが足を首の後ろに持ち上げるという動作で、仙腸関節の可動性を超えていたようで、人工的なギックリ腰と坐骨神経痛と椎間板ヘルニアを同時に引き起こしていたようです。


 実を言うとこのように努力家タイプの方にこのような事例が多く見られるのです。もっと良くなりたくて、そのために動画を見て真似をしてみるのです。確かに各種動画サイトにはストレッチを推奨する内容が溢れていて、新しく投稿されるものの中には信じられないほど過激な動きのものが含まれます。一般の方は信じてしまいますが、ストレッチでは腰痛は治せません。ストレッチ推奨の投稿をする方はその内容の治癒率(完治のパーセンテージ)が何%なのかを明記するべきで、実績のない投稿はサイト側が削除するべきです。

なおこの内容は全ての方の結果をお約束するものではありません。

 

キャンセルの時はご連絡をお願いします

 毎年大型連休の時期になると無断でのキャンセルが増えてきます。当店では最長で2か月間隔で予約を取っています。さすがに2か月の方は長期間のお付き合いがあってそのようなことがないのですが、中には予約の時間になってもご連絡をいただけずにキャンセルになることがあります。特にこの時期は急に予定が変更になることも多いと思われ予約の変更はつきものですので、一向にかまわずにお受けしています。キャンセルが分かった時点で電話一本いただければ問題がないのですが、そのご連絡がいただけないことがあります。


 みなさんに中身の濃い施術を均等に提供するために予約制にしていますので、無断でのキャンセルをされるとそれができなくなります。予約の変更は電話でもメールでも構いませんので事前にご連絡ください。また、Web予約をご利用の方は新しい予約を入れていただいて、コメント欄に予定変更の一言をお書きいただいても結構です。無断キャンセルの場合一回分の料金をいただくことになり、度重なるときはそれ以降の施術をお受けできなくなります。皆様のご協力をお願いします。

 

痛みが無くなる以外にも効果があった

先日初来店のkさん、腰の痛みと肩・首の痛みの施術を行い良好の様子でした。最終チェックを行い関係部分を動かしての検査も合格です。中でもじっとしていても痛かった両肩の痛みは全くなくなり、動きも申し分なくご満足の様子です。次回の予約を入れてお帰りになるために立ち上がり一歩を踏み出した後、思わず「あ〜❣、歩くのが楽になっている  」との一言をいただきました。そうなんです、たしかに歩くのが楽になるんです。気のせいではありません。骨盤と背骨が歪むとハムストリング筋や内転筋などが神経障害を起こして硬くなっているのですが、痛みが出るほどの事ではない場合もありご本人が気づかずにいることもあります。疲れやすいと感じたり体が重いと感じたり、何らかの異変に気が付いているはずですがまさかそれが骨盤の歪みに端を発しているとは思わないことでしょう。


 ご本人は腰の痛みを解消したくてご来店になっているのですが、腰の痛みが取れただけでなく歩くのが楽になるという副作用があったわけです。この方の場合は歩くのが楽になったのですが、腰がまっすぐに伸びた、腰が軽くなった、背中が軽くなった、熟睡できるようになった等々たくさんの予想外の効果で驚きの声をいただいています。でも逆に言えばそれまでが骨格の歪みからくる体の不調に悩まされていたわけで、本来の身体を取り戻したことになります。


 ただ長い時間の間に少しずつ変化してきているのでその落差に気が付かないので、今回のように骨格の歪みが解消したことでその差が明確にわかります。いつも身体が重苦しくて疲れが取れない、体が硬くなってきた、その他原因不明の身体の不調にお困りの方は是非骨格矯正をお試しください。

なおこの内容は全ての方の結果をお約束するものではありません。

 

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