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ブログ : 腰痛の原因になる身体の使い方
発生原因別の腰痛のパターン
当店はまもなく開業12年を迎え、その間に1900人の方にご利用いただきました。総施術回数は22000回を超えています。その多くの方の身体を見てきて大雑把ではありますが発生原因別の腰痛のパターンが見えてきました。これは言い換えれば生活習慣のパターンとも言えて、ご自分のパターンを理解することで予防効果につながります。
人間の行動を大きく分類すると、立つ・座る・寝るの三つになるかと思います。そしてその方の住宅環境や仕事・趣味などの行動パターンなどによる個人差によって身体への負担のかかり具合が違ってきます。

椅子に座る
それらを踏まえたうえで一番影響を受けているのが座るという動きのときのようです。
街中でも正しく座っている方をほとんど見ません。浅く背もたれにもたれかかって座ることが大部分ですがこれが最大の原因と思われます。ではどのように座ればいいのかといえば、悪い座り方の逆になりますので、できるだけ深く背筋を立てて座ります。詳しくはブログをご覧ください。https://www.youtuu-anjou.com/blog/entry/post-176/index.php
このほかにも足を組まない、ひじ掛けを使わない・横座りをしないなどもあります。
座るときに足を組みたくなってきたら骨盤の歪みが進行してきたサインと考えられます。

前かがみの動作
ほとんどの方の前かがみの動きを見ていると、骨盤が動かずに背中の下のあたりで屈んでいます。背骨は円柱の形をしていてそれぞれ積み重なっています。その関節面は5度〜13度くらいしか動けませんので前屈や側屈の動きをするようにはできていませんので、無理に前屈をすることで捻じれることになります。
ではどのようにするのかというと、骨盤より上の背骨部分の形は変えないで股関節で前屈します。顔を洗う・炊事をする・立って作業をするなど前かがみになることは日ごろからたいへん頻繁にあります。このような動作で体を痛めている方も多く見受けられます。
ただこれらの事は原因の100%ではなく一番大きくて根本的な原因がまだ解決できていません。
それはほとんどすべての方が骨盤の歪み方が同じ右方向に歪んでいるという現象で、その仕組みが解明できていないのです。本来であれば左右同じ比率になってもおかしくないのですが、何かの力が働いて骨盤を同じ方向に歪ませているのではないかと思っています。その力が解明できればもう少しは腰痛を予防することが可能になると考えています。
知ってますか?椅子に座るときは背もたれを使ってはいけないことを
皆さん、椅子に当たり前のようについている背もたれはいったい何のためについているのでしょう。こんな記事があります。
「腰掛は紀元前3000年〜4000年ほどのころ、粘土で作ったものが使われていたといわれています。木製の椅子はエジプト文明の頃、紀元前何十世紀という頃には使用されています。ツタンカーメンの椅子などでも知られているように、背もたれのある椅子は、当時権威を表すための道具として用いられたと考えられます。」(WELLより引用)
おそらく何かの上に座るときに後ろにもたれかかる方が楽だから、椅子を作るときには背もたれをつけることが権威の象徴だったのかもしれません。椅子が一般市民に浸透する過程でワンセットとして進化してきたのではないかと思います。歴史として残って居るのはおもにヨーロッパで文化の一部として芸術品として扱われていたようですが、それとは別に一般市民が何かに座るときに後ろにもたれかかるという意味で当然のように備え付けていたのではないかと思います。
やはり当時は骨格の構造などを分析していたわけではないですね。その事が健康にどんな影響を及ぼすかを考えるようになったのは最近の事だと思います。座るときに骨盤を立てるというのは間違いのない定説なのですが、これが一般的には受け入れられていないことで、まわりを見まわしてもそんな風に座っている人を見かけたことがありません。そんなに無関心でいられるのは、悪い座り方をしてもすぐに腰痛になるわけではなく、座り方と腰痛の関連に気に付かないからでしょうね。
そして悪い座り方に導かれてしまう環境には背もたれがあります。これが実に巧妙に腰痛に誘ってくれるのですが、椅子の形も骨盤を後ろに倒す仕組みになっていて、なかなか骨盤を立てることが難しいことが多いのです。そしてリクライニングを倒すことでさらに追い打ちをかけます。ついているから使ってしまう背もたれとリクライニング、作る側も豪華に見せるためのオプションとして欠かせないのかも知れません。
高額な椅子を見るとリクライニング以外にも様々なチルト機能がついていますが、きちんとした知識を持たないでは使いこなせることはありません。それは楽ちん楽ちんという前提で椅子選びをするからに他なりません。骨盤を立てて背筋を伸ばし、体重は背骨が支えることを意識して座ること。これが腰痛に決別する第一歩になると意識を変えましょう。
なおこの内容は全ての方の結果をお約束するものではありません。
オットマンがおすすめできない理由
我々が日ごろ使っている家具で、一見するといいように思えるものでも実はお勧めできないものがあります。その一つがソファーに付いているオットマン(足乗せ)です。ソファーに座るときに足を乗せているとリラックスできるためか人気があるようで、その他にも様々な使い道があって重宝されているようです。ところが肝心のソファーに座るときにこのオットマンを使って足を乗せていることで骨盤が後傾をして、その結果腰痛を起こしてしまいます。
ちょうど床に長座で座るのと同じ形になるのですが、ソファーの背もたれが後ろに倒れているせいでずるずると滑り落ちて、いつの間にか背中で座った形になっています。この姿勢を長時間続けることは骨盤と背骨にとって大変な苦痛なのです。座面と背もたれの境目が骨盤か背骨のどこかに当たるとその部分は力任せに曲げられて歪みを引き起こすことになります。ソファーの後ろにもたれかかるという姿勢に問題があるのですがそれに加えてオットマンに足を乗せることが追い打ちをかけて腰痛を加速させます。
もう一つこの座り方の欠点としては、下肢(大腿部)の重さの多くが坐骨にかかるため坐骨にかかるため、姿勢の悪さからくる骨盤の歪みを助長します。正しい姿勢であれば骨がんにかかる重さは上半身の重量だけなのでさほど問題になりませんが、大腿部の重量までも骨盤にかかると歪ませる力も大きくなり腰痛を早めます。
このように座るときには骨盤を立てるのが鉄則でこの座り方を身に着けた方は一生の財産を手に入れたことになります。そのくらい正しい座り方は大切で、誤った座り方が腰痛の原因の半分近くを占めているといっても過言ではありません。このオットマンに足を乗せて座るということは座椅子に座ることと同じ形になりますので、座椅子もご利用にはならないのがおすすめです。また、ソファーの座面の奥行きのあるタイプも同じ理由で腰痛を加速します。
床の生活よりも体への負担が少ない椅子の生活ですが、家具の使い方を間違えるとその効果は半減します。
なおこの内容は全ての方の結果をお約束するものではありません。
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対応症状:腰痛・重症腰痛・反り腰・ぎっくり腰・坐骨神経痛・膝痛・肩痛・産後骨盤矯正・ハイアーチ・椎間板ヘルニア ・首痛
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Web予約はhttps://c6410.jp/kakoikomi-rsv/?param=MTMzMDMzMDEsMWIwZjczZTkzYzQyZmJiNTJjMmM5ZDUzMTkxOWI0ZDQ%3
座る動作と前かがみの動作は同じ姿勢をしている
我々は普段何気なしに椅子や床に座りますが、その動きと前かがみの動きは股関節を90度に曲げるという点で同じ姿勢をしています。そしてこの二つの動作はともに腰痛の原因の多くを占めている要注意行動なのですが、それらは同じような動きをしているにも関わらず全く違った腰痛を引き起こしています。
椅子の座り方が適切でないときに多くの方は後ろにもたれかかった座り方をしています。この場合、骨盤は仙腸関節で歪みを起こしますので骨盤型の腰痛になります。「正しい椅子の座り方」の動画をご参照ください (https://www.instagram.com/p/CgLmIdJpd-Y/)(本編にタイトルが出ていません。悪しからず。)
骨盤が主導しますので結果的には体全体にも歪みは及びますが、一番深刻なダメージは左の仙腸関節に起こり、痛みも骨盤周辺に始まりやがて周辺に広がってゆきます。
一方前かがみが適当でないときは腰椎の歪みが主導する腰痛ですので、骨盤の歪みはさほどの事はなく控えめな印象を受けます。(「正しい前屈という動作を考えてみます」という投稿を参照してください。後日動画も投稿します)簡単に言えば、腰椎(背骨)は前屈のように前後左右の動きは苦手な関節なので、あまり激しく動かすことで歪みを起こします。この場合前屈をできる部分は骨盤の下の部分、股関節しかありません。この場合の痛みは骨盤より少し上の部分に起こり、背中の奥の方がじわっと重苦しく痛むのが特徴です。消化器系や婦人科系の不調を引き起こすのもこの腰痛です。
言い換えれば椅子の座り方と前屈の正しい方法を身に着ければ、腰痛を引き起こす危険度が大きく減少しますので、一生の財産と言えます。腰痛を起こしてから慌てるのではなく、腰痛と縁遠くいられる事が可能ですので、予防を中心に考える健康管理とも言えます。
なおこの内容は全ての方の結果をお約束するものではありません。
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あまり知られていないことですが横座りは止めた方がいい
当店のお客様の中には何人かの保育士の方がいますが、その皆さんの共通の悩みが横座りなのです。乳幼児を預かっていると普段の生活は安全のためにも床ですることになります。しかし床で生活している園児の世話をするときにはどうしても横座りの姿勢を取らざるを得なくなるのですが、それが原因で腰痛を引き起こしています。意外に思われる方も多いかと思いますが、実は横座りは骨盤の変形を招き腰痛を悪化させます。
男性は横座りをすることはそんなに多くはないと思いますが、女性にとっては日常的におなじみの生活スタイルです。おそらく小さなころから疑うことなくそうしてきたのでしょうが、年齢を重ねるほどに骨盤の歪みは蓄積して骨盤の歪みは蓄積してやがて腰の痛みを覚えるようになります。大部分の方は左右どちらかには座れても反対側の座り方はできないと思います。それが骨盤が歪んでいる証拠なのですが、どちらか片側にでも座れること自体が骨盤が歪んでいるということです。
例えば女性がスカートで外出した場合、出先で胡坐をかくというのはまず無理で、その場合は横座りになるのが自然です。また保育士さんのように仕事で横座りをせざるを得ない場合もあります。胡坐だとすぐに立ち上がれないこともありますが、何といっても保護者の目を気にするようです。一般的に女性は横座りという固定観念があって、健康を犠牲にしても横座りをしてしまうようです。
因みに、床の座り方で一番負担が少ないのが正座ですがこれは長続きしません。次に負担が少ないのが胡坐なのです。あとはあえて言えば片膝を立てて座る事くらいがおすすめできますが、横座りは論外です。そう考えるとスカートの出番は次第に少なくなっていき、胡坐でいいじゃないかという風潮になっていけば女性の腰痛はもう少し減っていくのかもしれません。それよりも、床に座る生活よりも椅子に座る生活のほうが身体にとっては楽なようです。
なおこの内容は全ての方の結果をお約束するものではありません。
横向きに寝ることで起こる腰の違和感もあります
*症状には個人差がありますのですべての方の結果をお約束するものではありません。
この内容は2年ほどの時間をかけて検証してきた結果、妥当と判断して掲載していますがエビデンス(科学的な証明)は得ていません。
横向き寝に関しては心臓や胃への負担を考えて否定的な意見もありますが、ここでは腰(特に骨盤)への影響について記載します。
横向き寝のすべてが良くないという意味ではなく、90度以上の角度でうつ伏せに近い横向きの時にこの問題が起こります。
(Dean MoriartyによるPixabayからの画像 )
ちょうどこの画像のような寝方です。
骨盤の画像の赤丸●は仙腸関節と言って仙骨と腸骨の関節ですが、この両者は平面で接触している関節です。他の関節と違ってかなり自由な動きができて、上下左右の平面移動や歩行時には回転運動もこなし、わずかながら3次元の動きも可能です。
左右の腸骨はもう一か所の恥骨結合●でつなぎ合わさっていますが、写真のようなうつ伏せに近い横向きの 寝方をすることで体重により上前腸骨棘(ASIS)●が 矢印⇒の方向に変形します。骨盤は●と●を結んだ線を回転軸として回転運動をすることになります。
仙腸関節と恥骨結合は本来の形が失われていますので可動域は減少して、痛みを伴っています。これはその他の腰痛とは全く異なる仕組みで引き起こされる腰痛と言え、同時に複数の歪みが混在しています。
横向きで寝るときは90度以上の角度でうつ伏せに近い寝方をしないで、上側の足を前に出さない方がこの腰の違和感を防げます。また寝具が固いときも影響を受けますが柔らかすぎる寝具も体の負担が大きいのでお勧めできません。
この寝方をする方はもともと腰の痛みにより仰向けで寝られない理由で横向きになることが多いので、まずは上向きで寝られるように腰の手入れをすることをお勧めします。
人類は腰痛と引き換えに二足歩行を選んだ

シリーズ「腰痛原因」
腰の違和感をひき起こす最大の原因は何といっても二足歩行につきます。両手を自由に使えるようになり、目線が高くなりより広い範囲が見えるようになったのですが、代わりに腰痛の宿命を背負うことになりました。
(※人間の体の不具合には様々な原因が考えられますので、以下の内容はすべての方の結果をお約束するものではありません。)

それに加えて様々な身体の使い方をすることで、そのズレに拍車をかけることになります。
このコーナーはまさにその部分の説明をさせていただく事になります。
長年にわたり骨格と向き合ってきた視点から、予防法をお伝えできたらと思います。
在宅勤務で腰痛を起こしている方へ

(Jeff KlugiewiczによるPixabayからの画像 )
感染症の流行で在宅勤務や在宅時間が増えたことにより、腰痛を起す方が増えているようです。
ホームページの検索件数でも関連する内容が非常に多く読まれていて、問題を抱えている方が多いことが実感できます。
話を聞いてみると環境が必ずしも適していない場所で作業を長時間続けている場合が多いようなのです。
ご自宅に書斎などの事務用のスペースが確保できている方はそう多くないと思われます。
ダイニングテーブルやリビングルームのテーブル、炬燵の上などでの作業は短時間ならなんとかできても長時間続けることは体に大きなダメージを与えます。
ふさわしくない環境に体を合わせることで骨格には無理をさせることになり、やがて限界を超えた時に腰痛などの不具合を起こすことになります。
正しい姿勢で座ることはそのくらい大切で、腰痛は生活習慣によって引き起こされていると言っても過言ではありません。
もちろん椅子の座り方の問題なのですが、椅子の構造の問題、椅子と机の関係、ひじ掛けや背もたれの問題など多岐にわたる内容です。
そこでこれまでにまとめてきたデスクワークにおける座り方や椅子と机の考え方をご紹介します。
腰を痛めないために、これ以上悪化させないために抑えておきたいポイントは次のとおりです。
低すぎる机・テーブルは注意が必要です
https://www.youtuu-anjou.com/blog/entry/post-322/
座るだけで腰痛になる椅子もあります
https://www.youtuu-anjou.com/blog/entry/post-317/
体に合わない椅子のひじ掛け
https://www.youtuu-anjou.com/blog/entry/post-283/
座椅子は使い方を間違えると腰痛の原因になります
https://www.youtuu-anjou.com/blog/entry/post-194/
ほとんどの女性がやっている横座り・お姉さん座り
https://www.youtuu-anjou.com/blog/entry/post-192/index.php
脚を組んで座る
https://www.youtuu-anjou.com/blog/entry/post-178/
これらは予防として取り入れていただくもので、すでに痛みが出ている場合の治療効果は期待できません。
症状が深刻な場合はご来店いただき調整を行います。この時に骨格の特徴から見えてくる身体の使い方の問題点をご説明させていただきます。
もう一つ、誰にでも共通して当てはまる最強の腰痛対策があります。
それは、”歩くこと” です。
一般的には一日に10,000歩と言われていますが時間が取れるのであればもっと歩いてもいいでしょう。
目安としては1時間半くらいになると思いますがあまりこだわることもないと思います。
これは確かに効果があると思いますが、なかなか時間が取れないという方にお勧めの方法があります。
いつもの出勤時間を自宅の周辺を歩きそれから自宅勤務に移るのはどうですか。
自宅モードから勤務モードに気分を切り替えることで仕事の効率も上がります。
勤務終了も同じく自宅周辺を歩きましょう。
考え方としては、座る時間をできるだけ減らすことです。
よくない座り方をしている場合やすでに腰痛がある方は座るだけでゆがみは進行します。
軽い歪みのうちは軽い運動や歩くことで自然治癒力が働き修復が可能です。
ですからまとめてたくさん歩くよりも、30分~1時間おきに5分くらいの体を動かす時間も取り入れましょう。
ただしすでに痛みがある方は無理に体を動かすことは逆効果になり、かえって悪化させます。
(トレーニング・ストレッチ等)
その場合は手入れを優先しましょう。予防と手入れを混同してはいけません。
(この項目は4月19日・10月11日に加筆訂正しました)
お問い合わせは簡単なことでしたら電話でもお受けいたします。
0566-55-4508までどうぞ。
WEB予約をご利用ください。
当店は店内の除菌を念入りに行っております。
低すぎる机・テーブルは注意が必要です

椅子に座って仕事や勉強・食事をするときに、机やテーブルが低すぎるのは腰痛の原因になる場合があります。
(※人間の体の不具合には様々な原因が考えられますので、以下の内容はすべての方の結果をお約束するものではありません。)
仕事や勉強・食事の時に机やテーブルが高い時には腕を上に上げるので何も問題はないのですが、低い時は問題があります。
字を書く・作業をするなどの時に机やテーブルに肘をつくことになりますが、高さがあっていない場合は背中を丸める・骨盤を左右どちらかに倒すなどをして肘の位置を無意識に低くすることになります。
多くの方が右利きのようですが、字を書く・鋏を使う・食事をするなどの動作で使い分けている左利きの方もおいでのようです。
この時に右利きの方は右の肘をつけることになるので上体を右に傾けて肘の位置を低くします。この姿勢が多くの方の腰痛を引き起こしています。
またパソコンの作業をするときにパソコンが机の奥にあってマウスやキーボードの操作をするために前かがみになる場合、右利きの方は骨盤が右に傾くことが多くなります。

1(1780443によるPixabayからの画像 )
特に激しい動きや悪い姿勢をしたつもりがないので「疲れ」で片づけることになりますが、詳しく調べるとそのような仕組みが見えてきます。
ではテーブルや机が低いのか遠いのか見極める方法ですが、骨盤を立てて背筋をのばして机・テーブルにできるだけ近づいて座ります。
その状態で机・テーブルに肘をついてみてください。またはマウスやキーボードに触ってみてください。
その時に背筋を伸ばしたままでいられれば問題はありませんが背中を丸めたり体を傾ける必要があるときは低すぎや遠すぎが疑われます。
机の高さは変えられないので椅子を低くすることや、机の上のレイアウトを変えてマウスやキーボードが近くなるようにしましょう。
何気ない小さな動作でも長時間にわたり毎日繰り返すことで、骨格はその動作に適した形に変形をします。それが骨格のゆがみなのです。
必要のない動作を無意識にしていてその結果が悪影響を及ぼすのであればその動作をやめるに越したことはありません。
ただ成長の早い児童が学習する環境は必ずしも良い状態で維持できるのかが疑問で、教育現場や家庭での環境整備が必要です。
座るだけで腰痛になる椅子もあります

あなたの健康に夢中です
シリーズ「腰痛原因」
椅子の形によっては座るだけで腰痛を引き起こすものもあります。
(※人間の体の不具合には様々な原因が考えられますので、以下の内容はすべての方の結果をお約束するものではありません。)
椅子に座るときには骨盤を立てて座るのがおすすめなのですが、それができないデザインのものがあります。
背もたれの下の部分が前に前に出ていて骨盤が立てられず、後ろに傾いてしまうものです。

(図の緑の〇の中の赤線の形です。)
本来であれば黄色の部分に仙骨・骨盤を奥まで入れて骨盤を立てるのですが、このタイプは逆の形を余儀なくされます。
骨盤の仕組みを理解しないメーカーが作っているのでしょうが、このタイプをけっこう多く見かけます。どんなに注意しても正しい座り方にはならない椅子です。

(実際にはこんな感じです)
さらに背もたれのでっぱりのおかげでただでさえ骨盤が後傾になっているところに、背もたれにもたれかかることでさらに骨盤が後傾をします。
これがまさに腰痛の始まりなのです。
これは強力な “腰痛促進装置” と言わざるを得ません。
そこで、このような不健康椅子に座らざるを得ない時の対処法ですが、背もたれをあてにしないことに尽きます。
「そんなことしたら疲れるにきまってるだろう」というご心配の声が聞こえてきそうですが、そんなことはありません。
皆さん、立っているとき極端に疲れることがありますか。
腰が痛くなることが場合によってはありますが体力を消耗することはあまりないと思います。
座っているときの上半身も、立っているときと同じ形で背骨が体重を支えれば何一つ問題ははありません。
それが座ったときは後ろにもたれかかることを前提にするからいろいろな弊害が起こるのです。
基本的に背もたれは必要ありません。
大事なのは骨盤を立てて座ることで、その時に邪魔をする形状の椅子は誘導に従わないことが大切です。