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ブログ : 変形性膝関節症

変形性膝関節症のテレビCMにご用心

 従来から従来から気になっていたことですが、テレビCMでの膝痛や変形性膝関節症に関する内容が現実とかけ離れていると思われることが非常に多いのです。公式なデータでは中高年の女性の65%以上、男性の45%以上が膝に何らかの問題を抱えていると言われています。この何らかの問題という中には腰痛に端を発した膝痛、つまり背骨の歪みが神経障害を引き起こした太ももの筋肉の痛みが相当数含まれていて、事実当店のお客様の膝痛を訴える方のほとんどがこの腰痛由来の膝痛です。膝関節が変形しているのは全体の5%ほどもないかもしれません。


 これは中高年に絞ってみてもそんな割合にはなりません。ところが以前からテレビCMでよく見るのがあたかもみんなの膝は変形していて手入れをしなければ大変なことになる、というものです。主にサプリメントなどが多いのですが、サポーターなども見かけます。更に最近目を引くのが変形性膝関節症の専門クリニックが中高年の半分以上が変形性膝関節症を患っているというもので、大部分の方は冷静に対応していると思いますが、実際に膝の痛みを感じている場合は不安を感じることもあり得ます。


厚生労働省をはじめ、公的機関で言っている内容は、女性の65%・男性に45%で何らかの問題(ごくごく軽い違和感程度のものも含めて)があると言っているのであって、多少の数字のばらつきはありますが一般的にはそのあたりの割合で言われていることが多いです。ですから半数に変形性膝関節症があるというのとは明らかに違っています。


 本来医療機関は限られた内容しか広告に記載できないことになっていて、このような広告がなされることに疑問を感じます。しかもその内容が事実と大きくかけ離れていて、徒に不安をあおって集患を行っていると判断できます。この広告内容に関しては今後、正当性を判断してもらう必要があると思います。

 同様に、サプリメントで膝軟骨の修復の効果をうたったものもありますが、膝の痛みがすべて変形性膝関節症と言う訳ではないですし、サプリメントで修復ができると言う訳でもないようです。現在、富士フィルムをはじめとした先端技術で研究がなされてきてようやく一般的な医療現場にも導入が進んでいる程度のようです。膝痛はほとんどが関節には問題のない神経障害のようですので、そのあたりも判断はくれぐれも慎重にされる方がいいようです。

なおこの内容は全ての方の結果をお約束するものではありません。


変形性膝関節症の喜びの声と症例 

<喜びの声>
   名古屋市 変形性膝関節症 T・Hさん 50歳代 女性 会社経営
  (※人間の体の不具合には様々な原因が考えられますので、以下の内容はすべての方の結果をお約束するものではありません。)

 去年より今年とだんだん足がつらいです。スキャン早川.jpg   階段の上り下りで手すりがほしい
くらいです。
O脚もかなりひどい状態になってしまい、半ば諦めていましたが、これ以上酷くなってしまうと大変なので何か考えていました。

人からカイロのことを聞きネットで調べさっそく来院してみました。
問診での「諦めなくていい」の言葉に、本気で治ることの気持ちになりました。
3回4回と行かせてもらい足のほぐしを十分にやってもらえた時は脚の辛さに変化を感じました。
軽くなったのです。

説明もしてくださるし、自分で家でできることを教えてもらったり、
良かったです。
 
 
<症例>
主訴:両膝変形性膝関節症
 
問診:かなり昔から膝の痛み
   正座は不可能
   階段は手すりが不可欠
      痛みの箇所は両膝蓋骨の上下
   膝の後ろ側
 
触診:屈曲角度約60度以下
    かなりのO脚 
両下腿の外旋
   踵骨回内
膝が使えない為に、歩行時は身体全体を左右に振ってバランスをとっている
   
   上腿・下腿にむくみが強くリンパの滞りが見られる
  半月板は損傷していない
 
施術効果:先ず腰の矯正を行う
  大腿部・下腿部を行い廻りのほぐしを行いリンパを流し、足首・膝を施術する。
  
  数回目から徐々に効果が現れ始めて
  あともう少しで正座ができるところまで来ている。
 

ヘルニア日記 こんな症例もあります

ヘルニア日記(36) 12月12日
このページは椎間板ヘルニアやぎっくり腰など、重症の腰痛にまつわるあれこれをご紹介いたします。
(※人間の体の不具合には様々な原因が考えられますので、以下の内容はすべての方の結果をお約束するものではありません。)

このような症例もあります。
安城市在住 80歳 男性
 
長年のギックリ腰・椎間板ヘルニア・四十肩変形性膝関節症でご来店。
 どれ一つとっても重症でたいへん辛い症状でした。 

骨密度は年齢の割にはよい方ですが、その他に右の腎臓に結石があり強い衝撃は禁止、左頸動脈に梗塞があり接触禁止の条件付きでした。
 長年の辛い症状のために、すっかり弱気になっていて、「どうせよくならないよね」「いくらやってもダメだろう」が口癖でした。
 でも苦しくて仕方がない中でのご来店です。
 
「大丈夫!!」「何とかするから」と顔では笑いながら身体に負担の少ない施術方法を必死で工夫する連続でした。
 骨密度・結石・梗塞との戦いを続けるうちに5回目くらいから右の腰の痛みと痺れが和らいできました。
 
そうなると希望が芽生え始め、施術の度に効果が実感できる良い循環が生まれました。
 弱気の発言が影をひそめ、自慢気な口調が増えてきました。
2か月余りの期間に紆余曲折はありましたが、今では仕上げの段階といえます。
 
施術間隔を広げて、再発しにくい体にしてゆき、最終的には軟着陸を目指します。
 あともう少し、お付き合いください。
「大丈夫! 何とかするから」

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