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ブログ : 肩の痛み

爆弾発言! 四十肩などというものはありません


多くの方が苦しんでいる症状の一つに四十肩と呼ばれる肩の痛みがあります。四十肩というのは通称で、医学的な言い方をすれば、肩関節周囲炎といいます。40歳くらいから起きることが多く、原因が良くわからない、腕の上げ下げに支障があるなどの条件が揃うとそう呼ばれます。一般的には2年~3年くらいで自然に治ると言われていますが、もっと続くこともあり反対側の肩に移ることもあり、生活の質を低下させます。


以上は一般的に言われていることですが、これに関しては真っ向から否定します。


上記の説を唱えるのは、筋肉ですべてを説明しようとする人たちです。筋肉疲労・筋膜リリース・筋肉不足・ストレス・トリガーポイント等々、すぐには治らないから2年~3年放っておけば治るかもね、という何とものんびりしていて、つまり原因が分からなくて治せませんという事なのです。


人間の身体は骨と神経と筋肉でできていてそれらがうまく働くことで健康な体が維持できるのに、不具合を筋肉だけで説明するから話がややこしくなるのです。発生原因が筋肉疲労・ストレス・筋肉不足・肥満・高齢化などに結びつける事がほとんどで本人の責任という事にされてしまいます。


このように実態とかけ離れた認識でいるために原因にたどり着けなくて、その結果いつまでたっても不具合が改善しないことになります。これは何も肩に関したことばかりではなく全身すべてについて同じことが言えます。腰痛・坐骨神経痛・椎間板ヘルニア・ギックリ腰・膝痛などに関して「筋肉が…」というのを目にしますが、最終的にはその筋肉の問題が何故痛みになるのかの説明がなく論理が飛躍しているのです。何より、その言葉の通りにしていてなにがしかの効果もないことが大部分であることがその証明です。


そしてこの筋肉論を主導しているのが健康保険を扱っている治療施設にほかならず、そこから関節痛に関する多くの誤解が生まれています。例えば筋肉量が不足しているので運動で筋肉をつけましょうというのがありますが、体が痛い人に運動は厳禁です。筋肉が硬くなっているのでストレッチをしましょうと言われますが、変形して動かなくなった関節を無理に動かすとさらに状態は悪化します。


因みに四十肩と呼ばれるものは、横向きで寝ることが多いと体重により腕の関節が内側に変形をして痛みがでるものと、首の骨が歪むことで神経を圧迫して肩回りの筋肉に神経障害を起こすものがあり、これが四十肩の2大原因です。早いものではその場で解決していて、複雑なものでも2年~3年などという事はあり得ません。基本的には腰痛に端を発しているために腰の手入れと並行して行いますので、5回から10回ほどもご来店いただければ大体は解決しています。

決して原因不明などではなく、年齢も関係はありません。

反り腰の方や上向きで痛くなる腰痛の方に多く見られますので心当たりのある方はご相談ください。


本日の予約状況と明日以降の見通し

 

新年こそ腰痛で悩むのを終わりにしたい とお考えの貴方


ほほえみあえる明日

カイロイズム腰痛バスター安城  よつば です

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新年こそ腰痛で悩むのを終わりにしたい とお考えの貴方

随分色々な所の治療を試したけれど かえって悪くなっているようだ

身体中のあちこちが痛いけれどどこも手入れをしてくれない

そんなお悩みの貴方におすすめの整体院があります

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この道一筋23年 骨格の仕組みにひたすら取り組んで来ました

ギックリ腰を語らせれば、かなりうるさいです

坐骨神経痛や股関節痛や膝痛・四十肩も黙っていません

肩こり・首痛・頭痛・反り腰なども得意にしています

腰痛の期間が長い方の全身の痛みはほとんど必ず起こることなのです

つまり腰痛の手入れは全身の手入れも同時に行う必要があるのです

それが当店の腰痛対策です

長年の古傷の方、痛みが激しい方ほど難易度は上がりますが

そんな時、私は燃えます!!

激しい痛みを何とかねじ伏せる方法を必死で考えます

一人でも多くの方のお役に立ちたい

そんな思いが皆さんに支持される理由かと思います

健康保険は使えませんが、より少ない回数で仕上げる、コスパに優れた施術を目指しています

美容系や癒し系ではない、不具合を根本から解決することに特化しています

なお、すべての方の結果をお約束するものではありません

詳しくは


ありきたりなやり方では納得しないあなた

当店は安城市桜井町にある骨格矯正の整体院
 

ほほえみあえる明日

カイロイズム腰痛バスター安城  よつば です


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反り腰はもう一つの腰痛です

 これまで腰痛の施術をしてきて、どうしても取れない痛みや骨格の異常がありました。寝ている時の腰や背中や首の痛みがそれで、日常の生活では痛みはそれほど多くなく気にならないレベルなので、ご本人もあまり問題にしていません。でもやはり上向きで寝ていると腰や背中が痛くて、横向きになると肩も痛くなってきます。やがて両肩が痛くなるともう寝る姿勢が無くなってしまいうつ伏せで寝ることになります。ですがこれは首への拷問ですので全身がボロボロになっている、そんな方が珍しくないのです。

 

 これがもう一つの腰痛、反り腰の正体です。ギックリ腰や椎間板ヘルニアなどのように激しい症状にはなりにくいため注目されていませんが、決して侮れない厄介な存在です。男性にも見られますが、多くは女性の方に多く見られます。その理由としては、骨格の構造と生活習慣がかかわっていて、さらに従来の腰痛の骨格異常が組み合わさってさらに深刻な症状になっていることも少なくありません。

 

  横向きで寝た時に下になった側の骨盤の前側が体重で閉じることになりますが、女性の骨盤は横に広い構造になっていて男性に比べて余計に閉じることになります。前側が閉じるとその形が反り腰の形そのものなのです。そうするとさらに上向きでなるのが苦しくなりますので、横向きで寝ることが多くなってきて、この先は悪循環になり最初に述べた状態になります。

 

 このように腰痛とは全く異なった仕組みで起きている骨格の異常ですので、もう一つの腰痛と定義しています。そしてこれらのどちらかだけの手入れをしても痛みが解消することはなく、いつまでも悩まされ続けることになります。このように反り腰は通常の腰痛と同じ程度の深刻な症状ですので、ご自身の努力や注意で何とかできることではありません。専門家の骨格矯正をご利用ください。

なおこの内容は全ての方の結果をお約束するものではありません。

 
 

腰痛と肩の痛みはワンセットです

肩の痛みを訴える方は非常に多く、実は若年層にも結構な割合で存在します。年令とともに肩の痛みはあってもおかしくないと思われがちですが、年齢と関連付けることは無意味です。ですから四十肩、五十肩などという言い方はほとんど意味がありません。何故なら、肩の痛みの多くは骨盤の歪みに端を発しているからで、何年もの間我慢して不自由な生活を送る必要はありません。その多くは腰の手入れと並行して解消していくからで、当店では一部の症例を除いて特別な施術は行いません。そしてその原因にたどり着く道筋もかなり整理してきています。

先日、こんなことがありました。

安城市内にお住いの方が肩の痛みと腰の痛みでご来店になりました。両肩ともに上に上がらないとのことで全身を調べていくうちに、右の臀部の坐骨の内側部分にかなり大きな粉瘤(できもの)があります。当然座るときには座布団を右の骨盤にだけ入れたような形になるので右の骨盤は上方に変位します。この骨盤の変位が肩痛の原因と判断しました。その方は仕事がデスクワークなので座る時間が長く、そのような骨格の異常はかなりの影響が予想されます。その状態で座った時に負担のないようにすることを考えてみると、異常のない左側の骨盤を下に下げてやれば右の粉瘤の分が相殺されることになります。この時大事なのは仙腸関節で形を変えることが大切で、骨盤全体を傾けてはいけないことです。


次の問題としてはこの形では立った時に骨盤は逆の歪みができていますので、足の甲の高さを下げることで全体のバランスをとることができます。幸いにもこの方は甲高の足なので比較的容易に終了しました。この状態で肩の関節を修正してその日は終了しました。そして次回の施術で効果を確認したところ肩の痛みはなくなり、腰と足の違和感もなく非常に良好とのことです。臀部のできものはもう少し先の日程で手術が決まっていて、それが終われば下げた骨盤と低くした足をもとに戻すことになっています。


この場合の主訴は両肩の痛みでしたが、肩関節の調整よりも腰と足の調整に時間をかけていまて原因が全く別のところにあって、その調整にはさらに別の部分を利用するといいう考えかたは骨格の力学(ダイナミクス)の醍醐味です。直立二足歩行をする人類にとって体のバランスを脊柱という一本の軸に依存する以上どうしても避けられないのが体の歪みで、それ相応の身体の使い方が求められます。

この方は3回目の施術で全身が非常にリラックスした感じになってそれまでの身体とは全く違うとの感想です。そこでいったん終了して、粉瘤の除去後に復元の施術を行う予定です。

なおこの内容は全ての方の結果をお約束するものではありません。

 

実は肩にはもう一つの痛みがあります


この肩の痛みは寝方の問題ではなくもっと総合的な問題が原因です。横向き寝からくる肩関節の異常ではない痛みの場合、むち打ちの有無や枕が適切かどうかを見ますが、それもない場合は最後に腰痛の影響が原因になっている可能性が考えられます。当店では肩の痛みを訴える方にはこのようなプロセスで原因の特定を行い施術方針を決めています。(原因がわからないものは四十肩と名付けて様子を見ておこうと言う発想はありません)

 首の骨は全部で7個あってそのうちの下3個の骨間から出ている神経が肩周辺の筋肉につながっています。(C5〜7) つまりその部分の歪みは肩周辺のあらゆる部分の痛みを引き起こす神経障害である可能性があります。これは例えば肩甲骨周辺から上腕・前腕・手首・指までを網羅しています。これは肘や手首の関節に異常がない場合でも同じく(C5~7)を疑います。(関節に異常がある場合は関節の修正を行うのは言うまでもありません)

 この場合の痛みは関節部分の痛みではなく、むしろ筋肉部分で感じられます。腕を前後左右上下に動かすときに焼けるように痛む以外に、じっとしている時や寝ている時の重だるい痛みの場合もあります。ただ筋肉自体に問題があって痛みが出ているわけではないので、筋肉をもんだり緩めたりしてもすぐに元に戻ってしまいます。

 ちなみに、C2~4に歪みがあるときは顔面・頭蓋に違和感が出ます。目・耳・鼻・口・顎などのあらゆる違和感に関連していて、頭痛・吐き気・眼精疲労・食いしばり・歯ぎしり・鼻つまりなどが主なものです。

 C1の場合は脳の延髄に接していますので自律神経などの異常と関係があります。また顎関節症にも関与している場合があります。このように骨格の歪みは様々な神経障害を引き起こすことがありますが、体の各部分の違和感は重篤な症状が考えられますので医療の受診を優先してください。

 腰痛は骨盤の歪みに端を発して背骨が歪むことで起きていますが、首の骨も背骨の延長ですから無縁ではいられません。腰痛のある方は100%首にも異常があります。これは筋肉の痛みと同時に張りも伴っていますので筋肉に触れるだけでも判断がつきます。

実はこれにも引っかからない肩の痛みがあるのですが、肩周辺の筋肉の石灰化(鍵盤断裂)があって、一説では全身の骨密度が低下していく途中で骨から抜けたカルシュウムが肩の筋肉部分に集積したとも言われています。これは当店では扱いませんので医療機関へ行ってもらいます。

(Googleさんにお願い。かなり具体的な内容を書いていますが医療行為という判断をしないでいただきたい。医療では原因不明として関与を放棄し扱っていない分野の施術を行っていますので、これを医療行為と判断して禁止された場合、路頭に迷う人が大勢出ます。これは医療行為ではありません。)

 

【痛みをとる事だけをしているのはお勧めできません】

   *こじれてしまった肩を見て思うこと*

この世の中、いろいろな方がおいでになりまして、腰痛に関してもそうなんです。大体の方はしっかり手入れをして不安や心配のない生活がしたいというお考えのようなんです。ところがごく僅かなのですが、「非常に効く鎮痛剤を処方してもらったからもう大丈夫」という言葉を聞くことがあって、唖然としてしまいます。どのように考えようがその方の自由なんですけれども、理由は主に二つあります。その一つは安易に薬に頼るのは危険なことです。

 確かによく効く鎮痛剤が開発されていて、劇的な効果がありますが、これらはすべて人間にとっては異物(配合によっては毒物)にすぎません。肝臓や腎臓などに負担をかけるとともに神経組織など全身に影響が及ぶ可能性がありますので、緊急の場合を除いて全面的に依存し続けるのは避けた方がいいでしょう。効果の高いものほどその副作用も激しいと思います。

 次にこれも深刻なのですが、痛みがあるということはその部分に異常があるという警告と考えられます。古くから言われていることで、体のどこかに異常な部分があって痛みを引き起こしています。ですから痛みだけを問題視して感じなくすることは原因から目をそらして異常な状態を放置・悪化させることになります。

 このようにして適切な処置のタイミングを逃してきた腰痛は実に厄介で、時として施術を受け付けない事があります。関連する部分が、変質・変形・癒着・骨折などを起こしていて骨格矯正の限界を超えた状態ですので、効果がないばかりか周辺組織を壊すことにもなり場合によっては施術をお断りすることがあります。

 ただ現在ご来店の方の中にはあらゆる努力をして 何軒もの治療院を試したにもかかわらず残念ながらそこまで悪化した場合もあって、私もできる限りの対応をしています。お客様が諦めて中止を言い出さない限りは、たとえ現状維持が続いても、もしかして新たな解決策が見つかる可能性にかけています。(現在もいくつかの打開策を模索しています)

 その方がこれまで試した中で最も納得してもらえていると解釈して、ギブアップはしません。施術をすることによって少しでも楽になって居られるようであれば回復の可能性はあるものと解釈しています。どうか皆さん、そこまでになることのないように、根本の解決を続けてください。

 

横向きでしか寝られない人がこんなに多いとは!!

 このことは全く盲点になっていた事なんですが、腰痛に関してお聞きしても「痛くない」と言っている方にさらに聞いていくと「横向きでしか寝られない」という答えが返ってくるのです。日常の生活での痛みだけを聞いていたのが原因なのですが、これもれっきとした腰痛の一種です。反り腰が疑われる皆さんとお話をしている中で、わずかな反り腰に見える方でも上向きで寝られていないことが想像以上に多いのです。

 中には膝を立てれば上向きで寝られることもあるのですが、冬は寒くなるのでいつしか横向きだけが寝る姿勢になっているようです。寝るときは上向きを含めた左右の横向きを自由に寝返りを打って寝られるのが理想的で、熟睡による疲労回復につながります。反対に上向きで痛みがあるとそのたびに眠りが浅くなり、睡眠不足により日中の集中力が無くなります。

 なぜこんなことになるのかといえば、骨盤の歪みによるものなのですが、通常の腰痛によるものと反り腰によるものが考えられます。この両者は骨盤の歪みということでは同じなのですが、歪みの仕組みが違うので分けて考えます。ただ骨盤と背骨が歪んだことで骨格としての柔軟性(遊び)が失われて特定の姿勢の時に痛みが起きています。

 このような方の中には右か左のどちらかでしか寝られない方もいるのですが、下になった方の肩関節に大変な障害を負ってしまいます。肩関節の仕組みを説明しますと、鎖骨と肩甲骨からぶら下がった構造になっていて、三角筋の働きによって維持されています。ですからそれほどしっかりした造りではありません。もともと四足歩行の時には前肢として体重の四分の一を支えていればよかった関節ですのでそんなに頑丈である必要はなかった関節です。横向きに寝て下になった肩関節は体重を受けていますので次第に内方に変位をします。次第に痛みは強くなり腕が上らなくなってきて著しく生活に支障をきたします。これと同じような話をどこかでお聞きになったことはありませんか。そうです、四十肩です。

 四十肩自体はそんなに難しくはないのですが、その原因になっている反り腰や腰痛の手入れの進行具合に左右されますのである程度の施術回数が必要になります。自由に寝返りを打って寝られることが上記の理由から必要です。なお、だからと言ってうつ伏せは首への負担になりますのでさらに良くありません。

 

首が痛いとき、原因の多くは首から下の部分(背中)にあります

腰痛がある方の多くが首にも痛みを感じています。そしてその痛みの種類もいろいろあって、何もしなくても痛いものから左右を向くと痛いもの・首の骨がはずれそうに痛いもの・肩こり肩の痛みと一体になったもの等々あります。この中で交通事故のむち打ちやスポーツ(スノボなど)で首を痛めた・まくらが合わない・首を鳴らす癖があるなどの原因が分かっているもの以外は、腰の歪みが背骨を歪ませていて、首まで歪みが伝わっている場合があります。首の骨も背骨の延長ですからその土台である背骨が歪んでいると首の骨も無事ではいられません。

 その場合の自覚症状として肩こりや肩の痛みを伴っていて、首の付け根付近のコリや痛みと肩関節周辺の痛み・違和感などと感じ方は様々です。そして私は今、肩が原因で首が痛くなると書きましたが、逆に首の骨(頸椎5~7番)の歪みから肩周辺のコリや痛みを引き起こすこともあります。こうなるとどちらが原因でどちらが結果なのか分からなくなってきて、歪みのキャッチボールをしていることになります。

 イメージとして、傾いた地面に建物を建ててもまっすぐ建ちませんよね。この場合の地面は骨盤で建物は背骨と首の骨です。首が痛いとき、痛いところだけの手入れでは充分ではありません。土台である骨盤から手入れを進める必要があります。 

 なお頸椎の2~4番からは眼の神経が分岐していて頭痛・めまい・吐き気・眼精疲労が引き起こされ、3番からは咀嚼筋の神経が分岐していますので食いしばりや歯ぎしりの原因になっている可能性があります。医療機関を受診の上、問題なしと診断されたうえでご利用ください。

 

Sさんは知多方面にお住まいです



知多方面から毎回一時間程度をかけてお越しいただいたSさん。12月中旬に初来店の時は首から肩甲骨にかけての背骨が激しく歪み、その椎体3個が飛び出している状態でした。
そのほかに首の付け根の左側の痛みと右臀部の坐骨神経痛があり体全体が硬直した状態でした。

まずはお話を聞いてみると、今から40年ほど前の血気盛んな頃に建築関係の仕事をされていて、力比べで同僚と張り合って重いものを担いでいたことがありそれから非常に状態が悪かったとのことでした。おそらくその時に無理をして歪みが蓄積し,今まで悪化を続けてきたものと思います。

歪んだ骨格はそれだけで硬くなり動きを止めていて、長期化することでさらに可動性が悪くなります。脚を骨折してギブスをはめていると膝や足首が動かなくなるのと同じことがほかの関節でも起こります。ですからこの場合は骨格の矯正の前に周辺組織を柔軟にする必要があるのですが、体幹の場合は特殊な事情があります。

ひとつの軸の上にある脊柱は全体でバランスを取っているために一ヶ所の歪みができるとそれを補正するために他の場所に反対の歪みを作り、通常は大部分の方の脊柱では2往復(左右それぞれ2か所、合計4か所)の歪みができていて症状によってはさらに増えます。そして痛みのある所だけを完璧に修正しても他の部分の歪みが残っていてはやがて元に戻ってしまいますので、全体が同じレベルで揃うように修正を進める必要があります

。Sさんにも全身のバランスを見ながら全身のバランスを見ながら硬さを取って修正を加えてゆき10回目の来店の先日、いったん様子を見ることができるレベルまで改善しました。当店ではこのような施術も行っています。



左腕全体と特に親指のしびれ

(※人間の体の不具合には様々な原因が考えられますので、以下の内容はすべての方の結果をお約束するものではありません。)

最終の予約枠(20:20)に予約のOさんがご来店。
「治った!!」飛び込んできたOさん、満面の笑みがこぼれます。
約一か月前の初来店時には、左腕全体と特に親指のしびれ・左肩甲骨から脇腹にかけてのしびれを訴えていました。

この場合、首の骨の5~7番と背中の1~2番を疑いますが確かにその通りにずれがあります。
そのほかに左肩関節が後方にずれた状態でした。
(「羊土社刊 消して忘れない 運動学要点整理ノート
付録 筋の起始・停止一覧表」を参照。)

 
肩に痛みを引き起こすようなトラブルは記憶になく、朝起きたら痛みが出ていたとのことでゴルフが趣味とおっしゃっています。
スイングの時に痛めたのかもしれませんが原因は今もって不明のままです。
腰も決して良いわけではなく、今は痛みがないだけでのようです。

施術を進めるうちにわかったのは、定番の個所に手を入れると余計に痛みとしびれが強くなることでした。
つまり歪みのある場所は原因の場所ではなく、他の原因によってはじき出された歪みと考えました。
そうすると指先にかすかな違和感を覚えて、そこを入念に修正を行うことでたどってゆくと指先のしびれまでがすべて解消しました。



最後にテーピングで固定してその日か完了です。
それから2週間後のご来店が冒頭のシーンです。

整形外科をはじめ様々の手法を試してみたものの全く効果がなく、必死で探したようです。
左腕が全く使えなく夜も寝られない状態で、まだまだ現役バリバリの方が途方に暮れていましたがこれで一安心です。
このように定番の手法で変化が見られない時は更には掘り下げた施術を行います。
さあ、お困りの皆さん、悩んでいないで当店にお越しください。

このように喜んでいただいた皆さんの笑顔です。 

 
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