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ブログ : 夜間頻尿

整体師が考える夜間頻尿の問題

高齢層の多くが夜間頻尿・中途覚醒の悩みを抱えているようです。当店のお客さまでも夜間頻尿・中途覚醒の方はおいでになって、先日も新たにご来店になっています。主訴は左肩の痛みと左側全体の痛みを訴えていました。話を聞いていくうちに話は少し入り組んでいるようです。まずこの数か月で急激に体重が増えてお腹が苦しくて上向きで寝られないので左側を下で寝るのだが、腕を上にあげた形で寝ていたら首と肩がが痛くなって来て片頭痛もある。そのうち左半身全体が痛くなってきて腰も痛い。左ひざと左腕もジンジン痺れて痛く夜が寝られない。睡眠不足でかなり追い詰められてのご来店でした。40年前からぎっくり腰があって体全体が固まった感じがする。

 さらに夜中に1時間半ごとにとトイレに起きて熟睡ができないとのことで,一晩に4~5回にもなるようです。この夜間頻尿の問題で、我々医師免許を持たない人間が関与できる部分は、腎臓機能・膀胱の硬さを骨格矯正によって施術を行うことです。

 腎臓機能についてご本人に聞いたところ、夜間の1回当たりの尿の量は少ないということで、腎臓機能は低下していない可能性があります。夜間は濃い尿を作って量を少なくしますのでおそらくその機能は生きているようで腎臓に異常はないと思われる。次に膀胱の硬さが問題で、腰椎の3番から膀胱の神経が出ていて、ここに異常があると膀胱が緊張状態になることがあります。少しの尿が貯まっただけで尿意を感じることになります。従って腰痛の手入れをすることでこの問題は解消することがあります。

 2回目の来店で夜間のトイレの回数が1~2回に減少したと言っていましたので、もしかすると施術効果が出たのかもしれません。ただこれも他の要因が考えられて、中途覚醒というのがあって、体内時計の役割を果たしている松果体が石灰化を起こすことで睡眠時間が不規則になることがあります。目が覚めてしまうのでトイレに行くことがあるかもしれません。これに関しては画像診断によってしか判断できないため、モリンガやウコンなどのサプリメントによってカルシュウムの除去を提案しています。

 これに関してはもう少し経過を見ていく必要があります。

 

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