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ブログ : 下肢静脈瘤

こんな症状も関係があります:下肢静脈瘤

当店では骨格矯正を行う整体院ですが、骨格矯正は関節の痛みを取る以外の効果があります。全部で24個ある脊柱からは、全身の働きをコントロールする神経が分岐しています。骨盤が歪むことで背骨も歪むとそ子から部bb記している神経が障害を起こして痛みや痺れなどの違和感を覚えます。このシリーズではそんな症例をご紹介します。

腰椎部分の神経を調整することで下肢静脈瘤に施術効果が期待できます。以下、専門用語が続きますので、ご不要の方は読み飛ばしてください。(*印からお戻りください。)

 腰椎の2番~仙骨4番からは坐骨神経をはじめとして大腿神経・脛骨神経などが分岐していますが、これらの神経は大伏在静脈や小伏在静脈部分を支配しています。

 大伏在静脈は主に大腿・下腿の内側を上行していて、小伏在静脈は外側後面を上行しており、動脈によって下肢の末端まで運ばれた血液を心臓に戻す役割を担っています。この時に重要なのがふくらはぎの収縮によるポンプアップ効果と静脈弁による逆流防止効果です。歩く時などにふくらはぎが収縮して静脈血を上方に還流せせるのですが、そのままだと液体の血液は上行できません。そこで重要なのが静脈弁で逆流を防ぐことです。

 大伏在静脈で10個~20個、、小伏在静脈で6個~12個の弁が血液の逆流を防いでいます。ところが骨盤の歪みにより腰椎(2番~仙骨4番)も歪んで分岐している神経を障害することでそれらの静脈に存在する静脈弁が機能しなくなり、静脈瘤が発生します。

 外科的な処置としては、軽度のものですと弾性ストッキングで膨らんだ瘤を圧迫して弁の機能の回復を試みますが、重症になり痛みが強くて歩行に支障が出るときには問題の血管をストリッピングにより取り除く手術をすることになります。ところが再発防止のために血管造影剤により血管をくまなく調べて広範囲に取り去る必要があり、かなり身体への負担の大きい手術のようです。瘤はなくなっても痛みだけが残って居ることもあるようです。

 (*読み飛ばした方はここから続けてお読みください)

 当店ではこの症状は、坐骨神経痛の一種として扱っています。つまり、腰痛の手入れを普通にするだけで、そのおまけとして下肢静脈瘤の対処になっています。何一つ特別なことはしませんので、ぜひ一度、安心してお試しください。


尚、この内容はすべての方の結果をお約束するものではありません。

 

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