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ブログ : 定期メンテナンス

定期メンテナンスで積極的な健康管理

一度は大変な症状でお越しになり、ようやくある程度のところまで改善できました。しかし重症の期間が長かった方は “戻り” やすい傾向にあり2週間~1か月程度の間隔で定期メンテナンスをお勧めしています。

この内容はご来店の方にお渡ししているものを掲載しました。

腰痛(骨格のゆがみ)とは  
最初にもお話していると思いますが、人間の骨格は二足歩行という無理な姿勢をとっていることでゆがみが避けられません。
更に身のまわりの家具は決して健康のことを考慮して作られてはいないものが多く、時として骨格のゆがみを引き起こすことになります。知らずに使っているだけで腰痛を起こす椅子が至る所に存在するなど決して良いとは言えない環境から健康を守ることは至難の業です。

例えばこの椅子などは骨盤が後方に傾くので良くない椅子の典型と言えます。
しかもこれはほんの一例にすぎません。
 このようにご本人が自覚していない間にも骨格の歪みは蓄積してゆきます。
 
痛みだけで判断してはいけないの理由とは
これには二つの理由があります。

その1.)身体に痛みが感じられるのはかなり症状が進んでからのことが多いのです。ゆがみが軽いときは体が重く感じられたり疲れたように思えます。これは関節の形が悪くてよい動きができなくなっている為で、軽い坐骨神経痛を起こしている場合は筋肉が硬く感じることもあります。この状態が悪化すると初めて痛みを感じます。
 
その2.)もう一つは痛みの感じ方には個人差があって同じような状態でも痛い人と痛くない人がいます。かなりの重症状態でも平気なことがあるのですが、長年にわたり激しい痛みを我慢してきた方に多く見られる傾向です。
このように痛みを感じにくい場合、ある時突然ギックリ腰や坐骨神経痛など重症の腰痛に襲われる可能性があります。
 
重症になればなるほど回復までの道のりは遠くなり骨格矯正も手術も薬も効果がなくなり、健康体に戻ることの困難なレベルが待っています。
我慢は禁物で日ごろの手入れが肝心です。

自然治癒力の活性化を
お手伝いをします
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身体には自分で修復する自然治癒力が備わってい
て軽微なものは常に修復していますが、その能力を超えた時に蓄積が始まって痛みにつながります。
体質・生活習慣・生活環境などを見直して自然治癒力を妨げている原因を取り除きより良い状態を維持できるようにカイロイズムはお手伝いします。
痛みだけをとる段階からさらに進んで楽な状態を維持したい方、身体能力を高めてより行動的な日常生活を手に入れたい方、そんな皆さんの自然治癒力の活性化を応援します。
 
全ての女性に必要不可欠な訳
生理周期と密接に関係しています

女性の体は出産・分娩という大きなイベントを成し遂げるために生理周期を繰り返し常に準備をしています。それに伴い骨盤・仙骨は激しい変化を続けていて全身の骨格はその影響を受けています。
全身のこわばり・腰痛・頭痛など300ほどの症状があるようです。
出産・分娩の役目を終えた更年期以後は、それまでの激動期が嘘であったかのように穏やかに変化をします。これらの移り変わりは全身の骨格にも多大な影響を及ぼしており、女性特有の不快な症状を数多く引き起こしています。それぞれの年代に応じた内面からのお手入れが健康管理の第一歩です。PMS(月経前症候群)でお悩みの方・妊活中の方・更年期のお手入れにもご活用ください。

PDSFダイナミクスメソッドとは
当院の施術手法です

店名は“腰痛”を謳っていますが“全身”が対象です。
身体の状態をお聞きして綿密な検査を行い、施術計画を立て、結果を評価し再度計画を立て直す。これを繰り返すことで施術精度を上げていきます。
重症の腰痛など多くの回数を必要とする施術で
特に効果的で、更に良い状態をご希望の皆さんに評判の施術方法です。
骨格の力学(ダイナミクス)や解剖学・生理学などを駆使しており、経験則やマニュアルだけの施術ではありません。全身の骨格はすべてつながっていてお互いに影響を受けていますので、全身を
関連付けて施術することでより効果が得られます。
(首・肩・腕・肘・背中・腰・股関節・膝・足)
などが対象です。
もちろんそれぞれ単体での施術も承っています。

 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 



反り腰の骨盤の形は分娩の時の骨盤の形になっています。

お腹とお尻がポコッと出る反り腰ですが、腹筋や太ももの筋肉が弱いと言われてトレーニングをするものの一向に改善の兆しすら見えないこともあります。指導通りに努力して効果が見られる場合は良いのですが、なかなか効果が実感できないときはその理論が間違っているのです。一般的に言われているのは骨盤が前方に傾いているから反り腰になるということですが、そもそも骨盤はそのような動きをするようにはできていません。


 仙腸関節から下の骨盤は形が変わるとすれば仙腸関節の形から変わる必要があり、腹筋や太腿部の筋肉が弱くなっただけで骨盤は変形しません。大体、腹筋も大腿部の筋肉も普段は緊張して体形を維持しているわけではなく、筋力の低下は何一つ影響はありません。さらに言えば大腿部の筋肉が硬くなるとしたら、それは椎間板ヘルニアか坐骨神経痛によるもので激しい痛みが伴いますので、反り腰のない方が全て神経痛を起こしているわけではありません。

 確かに腰椎は強く湾曲していますがそれは仙腸関節の変位が原因で、仙骨が骨盤(腸骨)に対して前方に変位をしているから腰椎の前彎をもたらしています。けっして体に対して前彎しているわけではなく、これを間違えると結果が全く違ったものになってきます。骨格の問題を考えるとき、この何々に対して・・という考え方はしばしば用いられることです。

 ではなぜ仙骨が前彎を起こすのかですが、今の段階でわかっていることは反り腰の発症は二段階に分かれていて、最初の発症は通常の腰痛と無関係に始まります。横向きで寝ることが多いときに下になった側の骨盤が体重で押されて内側に変位します。そうすると骨盤の後ろ側の上後腸骨棘という部分がせり出してきて、上向きで寝た時に寝具に当たり疑似反り腰を起こします。この状態の方は大変多くみられますが、立った姿勢では違和感はありませんのであまり気に留めることはありません。


 しかし寝ると腰が痛むので横向きで寝ると、さらに上後腸骨棘は出てきます。その様な状態の時に腰痛の骨盤の歪みが起きると、仙骨のせり出しが起こり本格的な腰椎の湾曲(反り腰)が起こります。腰椎の湾曲が強くなると脊柱の内側に位置している大腰筋が収縮を起こし、さらに強い反り腰へと進みます。女性の場合はこれに生理の骨盤の変化も加わりますのでさらに強くなり、この骨盤の形は分娩の時の形なのです。このように単に筋力の低下などではない反り腰の仕組みがお分かりいただけましたでしょうか。これらの仕組みは多くの方を継続して手入れしている中で発見した今現在の解釈で、今後別の見解をお知らせする可能性があります。

なおこの内容は全ての方の結果をお約束するものではありません。


定期メンテナンスの新しい考え方ーー施術間隔をあけるチャレンジ

当店の特徴的な取り組みとして定期メンテナンスというのがあって、経過観察を希望される方にご利用いただいています。かねてより問題だったのが、定期メンテナンスからの離脱タイミングをどうするかということです。軽い症状だった方はそんなに心配はいらないのですが、重症で来店された方は悪化しやすい傾向にありまして、1か月〜2か月間隔の定期メンテナンスでも安定しないこともあります。

1か月ないし2か月の期間でも状態が安定して来ると数か月の経過観察を経てめでたく卒業と相成るわけですが、これが結構判断に苦しむことになります。3か月以上の間隔にしても長すぎる間隔は忘れてしまうことになり意味がなく、痛くなったら来てくださいではかなりの重症まで我慢して元の状態に逆戻りになります。開業から10年かけた試行錯誤の結果、ようやくそのあたりのアレンジが軌道に乗ってきたところです。


経過観察期間にはやはりご自身で判断していただくしかないのですが、通常では体の痛みしか判断材料がないために気が付いたら悪化してしまうのです。そこでできるだけセルフチェックに慣れていただいて、ご自身の体調をモニターする方法をご説明するようにしました。身体が発する何気ないサインをも逃さないようにすることで施術のタイミングが来たことが判断できれば大事に発展するのを防げます。また骨格の歪み方の特徴から身体の使い方のアドバイスを行い、適切な生活習慣の獲得を目指してきました。できるだけ長持ちさせて、でも違和感を早めに察知して先手の施術を心がけていただくという方針です。


ここ最近そのような皆さんのリターンが始まっていて、数か月から数年単位での間隔で手入れをされています。特に悪化した方も見受けられずおおむね良好に回っているようで、皆さんご自分の身体とうまく付き合っていて胸をなでおろしているところです。

なおこの内容は全ての方の結果をお約束するものではありません。

 

心配性 なくらいがちょうど良い

 当店で施術を継続して行っていると、その間に骨盤や背骨の動作テストを何度も何度も繰り返し行いその感想をお聞きします。同じ骨盤の動きでも数種類の検査を使い分けていてそれぞれ目的が違います。時には必要に応じて骨格模型などを使って説明などを織り交ぜています。そうすると皆さんはご自宅でもご自分でこれらの検査をして、ご自分の体調をチェックしてセルフ管理できるようになっています。

 それまでは痛みくらいしか評価基準がなかったのですが、一歩踏み込んで動かしたときの感じ方で体調をチェックできるようになっています。やがてやってくる本格的な痛みを未然に防ぐには理想的な予防法です。さらにこれらのチェックで異常を感じて予定を早めて施術を行い、体が楽になることを繰り返すうちに普段の生活でも体の硬さやだるさなどの評価基準が増えてゆきます。

 つねに自分の体をモニターしながらいるわけで、この状態がまさに「腰痛とうまく付き合う」というのだと思います。決して痛いのを我慢して暮らすことではなく、なのです。体の使い方にも気を配っていて、積極的な生活習慣を身に着けた定期メンテナンスをご利用の皆さんです。

 辛かった時期の状態には戻りたくないという強い意志が感じられるので、わたしも一生懸命にアドバイスと施術をしています。傍から見るとやや心配性に映るのかもしれませんが、二足歩行をする人間にはそのくらいがちょうどいいのかもしれません。皆さんのご来店をお待ちしています。もちろん施術だけの皆さんもお待ちしています。


尚、この内容はすべての方の結果をお約束するものではありません。

 

本当は痛みが取れてからが長い

身体の痛みで施術を行い痛みが無くなってしまうと皆さん安心するのですが、実はそこからが長いのです。当店の施術はまず最初に痛みを取って日常の生活が楽になることを最優先に考えます。生活の質が著しく低下しているケースが目立ち、その状態がかなり長期にわたっていることもあり一刻も早く苦痛を取り去ることが急がれるからです。そのために主訴の痛みの原因ヶ所を特定してその部分に集中して施術を行いますので、比較的短期間で痛みはおさまることが多いのです。

 しかしそれはあくまで緊急避難であって、それだけでは良い状態は長く続きません。体全体の歪みはまだ残っていて修正したはずの部分も再び歪みが伝わってしまいます。この戻り初めたところを狙って次回の施術を行い、徐々に施術間隔を広げながら全身の歪みを矯正することで痛みだけではない楽な体を取り戻していきます。いよいよ質が向上してゆく段階に入り、不安感やだるさなども薄れていき自信がよみがえってくるようです。そのころは骨格の状態が戻る具合を見て、体の使い方の修正を提案して戻りにくい体へのステップアップを続けていきます。

 身体の痛みが出るまでには長い時間の積み重ねがあって歪みが進行しています。そして体幹から全身の至る所に歪みが伝わっていますのでその修正には時間が必要です。一人一人の生活習慣によってその状態は異なり、修正の進行につれて出現することが多く一巡したところで一応の施術が終了します。

 ただこれはご本人の判断で行いますので、簡単に済ませることがご希望の場合にも対応いたします。

 反対に一応の施術が終了しても、定期メンテナンスの形で経過観察を行い自信が持てるまでの間フォローもしています。歪みの戻りのパターンを観察して生活習慣に問題がありそうなときは改善案を提案して、QOLの向上の参考にしていただければ幸いです。長い間に失ったご自分の身体への自信は少しずつ取り戻していきますので、そのうち痛みがあったことを忘れるくらいまで見守っていきます。

尚、この内容はすべての方の結果をお約束するものではありません。

 

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