HOME > ブログ > アーカイブ > 吐き気

ブログ : 吐き気

30年来の頭痛のお客様



先日ご来店のSさん、かれこれ30年以上続く頭痛に苦しんだ挙句のご来店でした。思いつくこと・可能な事はすべて試しても効果がなく結局は鎮痛剤を飲み続けることしかない生活でした。ほとんど効果がないことは分かってはいても飲まないよりはましな状態です。

5秒から10秒間隔で絶え間なく襲い掛かる刺すような痛みで安眠には程遠く、それでも日常生活は手を抜けないわけで人生の多くが痛みとの戦いだったようです。時にはめまいや吐き気も伴っておりその恐怖も計り知れないものでした。

これまでに様々な施設を巡り、悉く期待を裏切られてきたこともあって当店のホームページをご覧になっても全面的には期待はしなかったようです。期待が大きいと落胆はその分だけ大きくなるからです。「やっぱりだめかもしれない」という気持ちが大きかったと本音を語っておいででした。

ご来店してすぐにお伺いしたのは、今回の頭痛で医療機関を受診しているかどうかでした。頭痛は様々な原因で起きるもので、中には大変危険な病変が潜んでいる場合がありますのでその確認は欠かせません。

お話を伺い全身の状態をしらべて、骨盤の歪みが背骨・首の骨に伝わって起きている頭痛であると推測してその後の施術を進めました。

骨盤から脊柱をすべて調整して次に三叉神経を調整してその日の施術を終えましたが、その時点で30年以上苦しんだ頭痛はほぼ解消していました。最後にお話ししたのは、本日の施術は最低限の痛みをとるためのものであって、その効果はおそらく数日間に限られること。これから施術を継続していくと全身のいろいろなところの痛みが出てくる可能性があるが、悪化しているわけではなくて、今まで感じていなかった部分が頭痛が消えたことにより感じるようになること。などをお話ししました。


その後施術を継続した結果、3回目には胃のむかつきが治まり4回目ではやはり30年来の鼻水が止まるという効果が感じられました。


順調に行けば施術間隔をひろげる行程に進み一か月の間隔になれば一応の終了となり、ご希望があれば経過観察も行っています。


尚この内容はこの方の個人的な感想であり全ての方の効果をお約束するものではありません。

 

目の疲れ・頭痛・めまい・吐き気は腰痛の一部?

当店では腰の痛みの方に対しても全て首の調整も行なっています。それは理論的にも体幹上にある歪みは他の部分に伝播するということにもよりますが、経験的にも骨盤が歪んでいる場合は頚椎も無事でいられない事がほとんどだからです。そしてその多くは肩の周辺の骨格も歪んでいて肩こりの状態にあります。つまり首の骨も背骨の続きですから、骨盤と背骨が歪んでいると首の骨まで歪みは到達することになります。土台が傾くとその上の建物も傾くということです。


首の骨は全部で7つで構成されていてそれぞれの骨間から神経が分岐しており、それぞれが肩から上の部分の筋肉ををコントロールしています。その中の3番目からは眼の神経が分岐していますので、この部分の歪みは視力の低下や頭痛、めまいや吐き気をもたらします。他にも原因はいろいろとありますが、医療機関の対処で効果が得られないときはこの原因が考えられます。長年にわたり不具合が続いていると改善を諦めてしまいがちですが、その前にもうひと頑張りして骨格矯正をお試しください。


しかしこのような場合でもその歪みをすべての方が自覚しているわけではなく、まして痛みがないことも多く首の原因を疑うことにはなりません。腰痛の手入れにお越しになった方に対して首を調整をして初めて異変に気が付く場合もあって、目の疲れ・頭痛・めまい・吐き気は腰痛の一部になっていることが多いと言えます。風邪は万病のもとと言いますが、腰痛も万病のもとといっても過言ではありません。

なおこの内容は全ての方の結果をお約束するものではありません。


1

« 冷え性 | メインページ | アーカイブ | 噛みしめ »

このページのトップへ