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ブログ : 免疫

そろそろアルコール消毒やめませんか

 かれこれ三年近く感染症予防のためにアルコール消毒をしてきたことでしょう。しかしここにきて、政府はマスクをする必要がないことを発言していることからもう既にこれまでの感染症対策は必要なくなったと判断できます。正体不明のウイルスは最後まで正体不明のままその毒性を弱めていて、強い風邪程度になったと考えられます。


 本来なら身の回りには多くの種類の常在菌(雑菌)があってそれに囲まれて、あるものは助けを借りて、あるものは免疫の力で対抗して生活してきました。したがって我々の体には常在菌とうまく付き合っていく免疫力が必要なんです。ところがこの三年間の間に生活環境から過剰に除菌をしてきたためにこれらの常在菌に対する免疫力が低下している恐れがあります。その結果少しのことで体調を崩すことになり、場合によっては重症化することにもなりかねません。


 人間には幾重にも張り巡らされた免疫があって、我々が普段の生活でできることにはいくつかあって、一番最初の免疫は皮膚免疫(粘膜)と言われていて皮膚(粘膜)を丈夫にすることで簡単に雑菌に暴露することを防げます。それは普段の食生活で多くの食材を食べてビタミン、ミネラルを摂取するのが基本です。サプリで不足を補うのもいいのですが、ビタミンAやDなどは脂溶性のため使用量の上限を超えてはいけません。


 免疫の多くは腸管で作られていると言われていて、腸の絨毛(じゅうもう)を元気にしておくのも大切です。これには食物繊維を多く摂るのが効果的ですが、絨毛を育てる栄養素はタンパク質ですので良質のタンパク質をしっかりと摂るのが大切です。それとよく言われますが乳酸菌もしっかりと取り入れたいものです。


 体温が一度下がると免疫は30%低下すると言われていて、低体温が体調を崩すことにつながります。これは感染症だけではなく多くの疾患について言えることです。筋肉がエネルギーを燃やすことで体温を作っていますが、筋肉量が不足していると熱が作れません。この場合も良質のタンパク質をしっかり摂ってきちんと体を使う事で筋肉が造られます。肉や魚は一食につき手のひらくらいの量を目安にするといいようです。

 ます. 薬品に頼らずに自分の免疫力で健康生活を手に入れましょう。

なおこの内容は全ての方の結果をお約束するものではありません。

 


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