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ブログ : 歯の痛み

歯の痛みは首から起きることがある

  

歯の痛みを治療してみるがなかなか痛みが引かないことはありませんか。最終的には神経を抜くことになるようですが、ちょっとその前に試してみてください。歯の痛み(歯茎の痛み)には首の骨をを調整することで改善する場合があります。もちろん虫歯や歯周病のように原因がはっきりしている場合は別ですが、原因がよくわからずにいつまでも痛みなどが続く場合はこの原因の可能性があります。


 この場合、虫歯の強い痛みというよりは歯茎の鈍い痛みや歯が浮いた感覚が特徴です。首の骨(頸椎)の1番〜3番には三叉神経脊髄路核と呼ばれる中枢神経の一部分があって、脳から出ている三叉神経と連絡しています。三叉神経はこめかみから顔面に出て三つに枝分かれして眼神経、上顎神経、下顎神経として顔面に分布していますので、首の歪みはそのまま顔面のどこかに痛みを起こすことがあります。これが眼神経であれば眼精疲労・頭痛・めまい・吐き気になり、上顎神経・下顎神経なら上顎・下顎の歯の痛み(歯茎の痛み)と自覚されます。


 ただこの場合には歯の障害とは一切関係がなく、痛みの周辺をいくら探しても問題は見つかりませんのでその痛みが続くことになります。首の状態と比例しますので痛みの強弱があり規則性はありません。中には歯茎がはれぼったくなったり歯が浮いた感じの事もあります。上の歯、下の歯のどちらでも起こる可能性があります。


 このように治療効果が感じられないときは首の原因を疑ってください。

なおこの内容は全ての方の結果をお約束するものではありません。

 


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