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「トレーニングや体操で腰痛を予防してください」・・・?!

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腰や膝の痛みで訪れた病院などで「筋力が衰えているからトレーニングをして筋肉をつけて予防してください」
「毎日歩いて足腰の筋力をつけて予防してください」と言われている方は多いと思います。

(※人間の体の不具合には様々な原因が考えられますので、以下の内容はすべての方の結果をお約束するものではありません。)

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確かに骨格を維持するだけの筋力が不足しているかたは大勢います。
このような場合は筋肉質も硬く、関節の可動域も減少していて簡単なことで骨格のバランスは崩れ自然治癒も難しくなっています。

しかし細かい事を言いますが、“予防”とは どこも悪くない方がすることであって、すでに骨格のトラブルを抱えている場合は予防という考え方は成り立ちません。
この場合必要なのは治療なのであって、予防と治療を混同してはいけません。

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すでにここで皆さんを惑わす話の混乱が起きています。健康保険のメニューには骨格のトラブルに対する効果的な対処法がありません。
もっと言えば整形外科は骨格を扱う部署ではないということなのです。
骨折・捻挫などの対処はしますが、骨格の問題は専門外なので知識は非常に乏しいようです。

諸外国の多くでカイロプラクテイックが医療システムに組み込まれていて、内科や外科などと同様の立場で治療行為をしています。
日本でも導入が望まれる所ですが、健康保険の財政がひっ迫している現在、かなり難しいのかと思います。

(本当は現行のやり方では、根本治療ではないシップと鎮痛剤に多額の治療費が浪費されていて、この方がよっぽど無駄使いなのですが)

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話を戻しましょう。

バランスを崩した骨格には、トレーニングや体操は症状を悪化させるだけで治療効果は望めません。
なぜなら関節はそれ自体固有の回転軸があって正常な関節であれば可動域は十分に確保できます。しかし変形をした
時点で本来の回転軸は狂っていますので可動域を大幅に失って動きが悪くなっています。皆さんに筋肉が硬いと錯覚
をするのはそのためです。
石田直方監修 岡田隆著「プロが教える骨と関節の仕組み・はたらきパーフェクト事典」26P 参照

その故障している関節を無理に動かすことは、その関節を更に傷めるとともに周囲のほかの関節までも変形を拡大させることになります。
良かれと思って行っていることですが、原因を筋肉に求めた時点で対策が違ってしまいました。

当店には長年にわたってストレッチを続けたために側弯症を起こした方が数名来店しています。
全く悲惨というよりほかありません。

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予防というのは健康体の方が行うもので、腰痛を繰り返している方が自己流で行うものではありません。
関節の痛みは無理に動かさずに、骨格の専門化に任せるのが一番の早道です。

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